小雨の降る中、奈良県の吉野へ桜を見に行ってみました。雨が降る平日の午前中だというのに人が多かったです。

奈良吉野駅からロープウェーの千本口駅へ

大阪の難波から天王寺・阿部野橋を経由してきたんだけど、山奥のせいか大阪より若干寒い気がしました。

途中吉野口駅とかあるけど降りるのは終点の吉野駅

阿倍野橋駅から吉野まで乗ったさくらライナーの感想はこちらから。

>>近鉄さくらライナーの感想

>>奈良吉野の宿泊施設一覧(楽天トラベル)

ここで失敗したのですが帰りの切符は予め買っておいたほうがいいです。

15時~17時くらいの間は帰る観光客が多いのでこの時間帯に切符を買おうとすると切符売り場で並ぶし特急の指定席も取れません。

切符を買うと言っても観光にどれくらい時間がかかるか分からないと思いますが3~4時間もあれば十分だと思います。

ちなみに吉野は15時頃を境に観光客がぐっと減りますが、これは観光バスで来たツアー客の帰りのバスの時間がこのあたりに集中しているからみたいです。

11時~14時くらいが一番人が多かったですね。

駅を降りていきなりガッツリ土産物屋。

柿の葉寿司って近所のスーパーの駅弁フェアでたまに買うけどうまいですよ。

お菓子みたいに1個1個柿の葉でくるんでいるので駅弁向きな食べ物です。

周りの人の会話から察するにどうやら中千本あたりまでが見ごろだそうです。

千本桜といわれるほど桜の多い地域ですが、実際は約3万本あるらしいです。

種類も約200種と多く、よく見るソメイヨシノではなくシロヤマザクラが中心。

吉野は下千本、中千本、上千本、奥千本とあり山下から山上へ順番に開花していくので長く花見が楽しめる人気のスポットです。

桜の開花中は夜桜のライトアップも行われています。

近鉄吉野駅から歩いて1、2分でロープウェーの千本口駅につきます。

上まで歩いて登れる距離だけど、坂が急なのと帰りに下りながら桜を見たいということでほとんどの人はロープウェーで登ります。

料金は360円。

この小さなロープウェーに28人ずつ載せて運行しています。

満員電車並みの密度に観光というよりは輸送されている気分に。

3分ほどで上につくとはいえきつい。

かなり古いロープウェーなので登っている途中ですごいきしむような音がするのも怖い。

ロープウェーを降りてすぐの場所。

右手にトイレがあります。

ずーっとお土産物屋が並んでいます。

入口の黒門が見えてきました。

歩いていて気づいたけど吉野って外国人観光客がほとんどいないね。

大阪からきたから余計そう思うのかもしれないけど。

観光スポットだらけの京都とかと違って、吉野はかなり離れた場所にポツンとある観光地だからなかなか行きにくいのかな。

黒門

黒門の説明

とにかく人が多い上に雨も降っているので大変。

とくにカメラが濡れそうで怖かった。

ビニールのカメラカバーかけてる人もいたけどああいうの売ってるんだね。

銅の鳥居は「かねのとりい」と読むそうです。

名前の通り銅で作られた鳥居。

大峰山上までに修行(しゅぎょう)、等覚(とうかく)、妙覚(みょうかく)の3つの門があり、この鳥居は第一門で「発心門」とも呼ばれていた。

創立年代不詳であるが、俗に東大寺盧舎那仏像(奈良の大仏)鋳造の際に余った銅を使い建立されたという。

『太平記』によれば1348年(南朝:正平3年、北朝:貞和4年)に高師直の兵火により焼け落ちたとあり、その後の再建時期は不明であるが、康正(1455年から1457年)の頃に復興されたと考えられている。

世界遺産 金峯山寺蔵王堂

仁王門が見えてきたけどなんか覆いがしてある。

平成31年まで修理をしているそうです。残念。

金峯山寺蔵王堂は世界遺産だそうです。

中千本にあります。

拝観料は500円。

間近でみるとものすごい迫力だが時間の関係で拝観は断念。

蔵王堂の奥の階段を下ると妙法院があります。

東南院のしだれ桜は絶好の撮影スポット

ここはしだれ桜がすごかったです。

人気の撮影スポットでした。

うまく撮ろうとするも…

うまくカメラを使いこなせず悪戦苦闘。

撮った写真をみて気づいたけど雨が降っている時に自動でピントを合わせる設定だと降ってる雨にピントが合ってしまうことが多い。

カメラの小さなモニターじゃピンぼけしてるのがよく分からなかった。

瓦屋根の苔。

奈良吉野のモスバーガー

東南院の前にまさかのモスバーガー。

風景に溶け込みすぎて一瞬わからんかった。

「桜の下でモスしよう」って言われても…

吉水神社へ行く途中の一目千本は必見

さっきの東南院のすぐそばから吉水神社にいく路地が伸びているんですが、この途中にある一目千本は絶景ポイントです。

一部開けてる場所があるのでここから桜が見えます。

切り取った写真じゃわかりにくいけど左右にも桜が広がっています。

まさに一目千本。

途中に蔵王堂を撮影するポイントがあります。

望遠レンズじゃないとごちゃごちゃするね。

中千本のあたりを散策

中千本のあたりまでしか桜が咲いていないとのことでこのあたりを散策。

いたるところに桜がはえてるね。

これはいったい…

中千本にある休憩所。

ここまで歩きっぱなしだったので休む。

吉野に来て気づいたけど無料で座って休むところがほとんどないんですよ。

休みたきゃ店に入れってことなんだろうけどお腹も減ってないし、お茶やコーヒーもそんなに何杯も飲めるもんじゃないです。

さっきの休憩所から少し登ったところ。

石のベンチは朽ちてるし

しだれ桜ってほとんど見たことないから新鮮。

瓦の存在感。

突然の苔ブーム到来

写真を撮っていたら苔が綺麗だということに気づき、突然の苔ブームが到来。

壁の苔越しに遠くの桜が写ればいいなあと思ったけどうまくいかず。

近鉄特急で吉野から京都駅へ移動

行きはロープウェーに乗ったルートを今度は歩いてくだります。

ここも桜が多い。

吉野から京都駅までは特急だと2,550円かかります。

奈良の橿原神宮駅で乗り換え。

なんとなく並んでいますが全席指定なので並ぶ必要はないです。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。この記事が役に立ったなと思ったらSNSでシェアしていただけるとうれしいです。