今までパソコンデスクそばでコアヒートスリムを使っていたんですが、ちょっと困ったことがあったのでコアヒートの方も買ってみました。せっかく2つそろったので両者の使用感を比較してみたいと思います。購入したのはコアヒートDH-1217Rでコアヒートスリムの方はDH-917Rです。
コアヒートスリムがあるのにコアヒートを買い足した理由
以前の記事で購入したコアヒートスリムを大絶賛し、リモコンがないこと以外は不満なところが何もないと書いていたのに、なぜコアヒートを買い足したのか。
簡単に言うとコアヒートスリムは高さが約90㎝あるためテレビをみるときに邪魔になるのです。
雑な図で恐縮なんですが部屋のデスク回りを上から見たところです。
デスクの右側は窓があり自分の後ろにはベッドがあるのでコアヒートを置くなら図の位置しか置けません。
で、椅子に座ってテレビを見ようとするとこのコアヒートスリムの90㎝という高さがテレビ画面にかぶって絶妙に邪魔なんです。
最初はそんなにテレビ見ないから別にいいかと思ってたんですがやっぱ邪魔。
特にテロップとか字幕が見にくい。
結果コアヒートは自室、コアヒートスリムは洗面所という使い分けになりました。
コロナ コアヒートDH-1217Rを購入
いつものように2リットルのペットボトルで大きさ比較です。
コアヒートスリムと違って組み立て式ではないのでそのまま箱から出して使えますが大きいからしまうとき場所とるね。
コロナ コアヒートの特徴
コアヒートの特徴です。赤い太字はコアヒートのみの特徴。
- 電気なので音が静かで空気がキレイ
- 1,150Wのハイパワーでパワフルな温かさ
- タテヨコに自由自在であったかゾーンが広い
- 省エネセンサーとゆらぎモードで電気代がお得に
- 操作パネルは見やすく使いやすいユニバーサルデザイン
- 持ち運びがラクな大型取っ手
- 運転スイッチは11段階の調節可能
- 切タイマー(0.5・1・2・3時間)設定可能
- 消し忘れ防止の6時間タイマー
- 子供がいても安心のチャイルドロック付
- 広範囲で温める70°の首ふり運転
- 転倒OFFスイッチ
- 停電時安全装置
- 過加熱防止装置
大型の取っ手ですが首が上下左右に動くせいか持ちにくいです。
コアヒートスリムが本体3.7㎏でコアヒートが本体5.6㎏です。
そんなに重い感じはしません。
横にすると足元など床まであったかいです。
ヒーター線はコアヒートとコアヒートスリム共通で遠赤塗装BCコーティングシーズヒーター。
人体に最も吸収されやすい波長3~20ミクロンの遠赤外線で温かさが持続します。
水がかかっても壊れにくく台所などの使用にもおススメ。
簡単操作パネル
操作パネルの位置はコアヒートスリムに比べると当然低いですが、デスク横に置いて座って操作するぶんにはちょうどいい位置です。
ただし当然ですが横にすると操作しにくい。
コアヒートスリムの記事でも書きましたが温度は1~2でも温かいです。
2018.04.25追記
エアコンと併用して使っていたので一番寒い時でもメモリは4~5までしか使いませんでした。
エアコンの設定温度は冬の間中18℃です。
エアコンの温度を上げすぎると部屋の乾燥がひどくなるので、エアコンは低めに設定してコアヒートで補助的にデスク回りを温めるというのが一番快適でした。
電気代的にもエアコンの温度を上げるのと大差ないと感じました。
ゆらぎ運転モードはエアコンのように自動でパワーセーブをして電気代を押さえてくれる機能です。
コアヒートスリムにはecoモードというのがありましたが何が違うのかはわかりません。
Amazonなどの商品レビューで勘違いしている人がいたのが「6時間タイマー機能」です。
これは6時間のタイマーが設定「できる」という機能ではなく、6時間たつと強制的にパワーオフになる機能です。
エアコンをつけて寝ると喉や肌が乾燥するから電気ストーブのコアヒートをつけて寝ようと思って買った人のレビューだと思いますが、残念ながらそういう使い方はできません。
余談ですが、電気ストーブを布団の近くでつけっぱなしにして寝て夜中に布団が発火するという事例があったそうなのでタイマーなしの電気ストーブでもつけっぱなしで寝るのはやめた方がいいですよ。
省エネセンサーとパワーモニター
省エネセンサーは一定時間人が前にいないと自動で自動で省エネ運転に切り替えてくれる機能です。
パワーモニター下の丸い部分がセンサーです。
省エネセンサーはコアヒートにしかありません。
コアヒートとコアヒートスリムのヒーター線はカーボンヒーターのように温度によって赤く発光しないため、離れてみるとどれくらいの強さでついているのか、またはついているのか消えているのかがわかりません。
パワーモニターをみればどのレベルで運転しているのかが一目でわかります。
縦横自在
コアヒートスリムにも首ふり機能はありましたが、本体を横にする機能と首を上下にする機能はコアヒートだけです。
本体を横にして首を下に向けて首ふりモードにすると床に寝転がっていてもあったかいです。
あと本体を横にするのは足元をあっためるのに本当に便利。
寒くなるにしたがってよこにする機会が増えてきた。
首も上下に動きます。
コアヒートとコアヒートスリムの比較
コアヒートとコアヒートスリムのスペック上の比較
コアヒートとコアヒートスリムの使用感の比較
コアヒートとコアヒートスリム、両方を使ってみた結果使う場所によって買うべき機種を決めた方がよいと思いました。
個室やリビングならコアヒートがおススメ
最初、狭い部屋なら当然コアヒートスリムだろうと思ってスリムを購入しましたが、コアヒートを置いてみての感想はどっちもサイズ感はそんなにかわらないです。
台座部分を見てもらえればわかるように数センチしか違わないのでコアヒートをデスク回りに置いても邪魔じゃないです。
あと冒頭にも書きましたがコアヒートスリムは高さが約90㎝あるので、座っていると目線に近い高さにあり、僕のように部屋の真ん中に置いたりすると多少圧迫感があります。
椅子の足元を温めたり床に寝そべってテレビをみる時など、電気ストーブは補助暖房やスポット暖房的に使うことが多いと思いますが、そういうときはやはりコアヒートのように本体を横にしたり首を上下にできた方が使い勝手がいいです。
コロナの商品ページをみるとコアヒートはファミリー向けのような書き方をしていますが、使う部屋で考えた方が満足度が高いと思います。
個人で使う分には電気代的にどちらもそんなにかわりません。
台所や洗面所ならコアヒートスリムがおススメ
台所や洗面所など狭くて立ちっぱなしの場所にはコアヒートスリムがおススメです。
実際に今コアヒートスリムの方は洗面所に置いていますが、狭くて本体を横にしたりしない場所ではコアヒートを置くメリットはなくコアヒートスリムで十分です。