フリーランスの自営業者なのですが、日中はほとんど机に座って仕事をしています。この季節一番きついのが足元の冷えです。いろいろ対策グッズを買ってみたので紹介します。
新しいエアコンに変えても無意味だった件
毎年足元の寒さには悩まされていたのですが、去年部屋のエアコンを新しいのに変えたので今年の冬はかなり期待していました。
エアコンのCMとかでよく見るじゃないですか、「足元まであったかい」って。
結論からいうと見事に裏切られました(ダメな方に)。
室温はだいたい18℃くらいに設定することが多いのですが、どうにも足元が寒くて仕方ない。
試しに机と脚元に温度計を置いてみた結果…
机の上:17.8℃ 「ふむ、ほとんど18℃だ」
床の上:9.8℃ 「!?」
なんと手元と足元の気温差8℃!そら寒いわ…。
机の足元が寒い時の防寒対策は電気あんか&足元クッションが最強説
電気あんかを買ってみる
電気あんかというのは画像のような小さな電気こたつみたいなやつです。
価格が1,000~2,000円程度と格安な上に電気代もかなり安いのが魅力です。
- 強(約60℃):約0.15円
- 中(約45℃):約0.09円
- 弱(約30℃):約0.01円
※一時間当たりの電気代の目安(1kWh27円で計算)
とりあえず床に直において使ってみました。
当たり前ですが足の裏は温かいんですが足の甲が寒いので効果はイマイチでした。
足の甲に乗せようとすると転がるし。
温度を上げすぎると低温やけどしそうなので次の手を考えました。
- 40℃~60℃の比較的低い温度でも皮膚の同じ個所が長時間触れていると赤い斑点や水ぶくれができることがあります。
足元クッションに電気あんかを入れてみる
以前に足元クッションというのを買っていたんですが、ずっと足を入れていても足の芯から冷えてしまうと効果がないため仕舞ったままでした。
ふと電気あんかを足元クッションにいれてみてはどうだろうと試してみたところ大当たりでした。
温かくなってきたら足をだしたり、足の甲が寒くなってきたらあんかの下に足をいれたりと温度調節が自由自在です。
記事の後半で紹介しますがいろいろ試した結果足元の冷えは足自体を温めないと無意味です。
靴下や部屋用ブーツをはいても足先から徐々に冷えていくため効果がありません。
電気あんかの説明書に厚手のタオルにくるんで使うという使用方法が載っていたのでまあクッションに入れてもいいだろうと思って使ってますが本当に温かいです。
クッションの中が高温になりすぎないように弱~中まででしか使わない、電気あんかが空気に触れれるように足元クッションの奥までつっこんで使わない等の工夫をしています。
電気あんか自体にはスイッチがないため(コンセントをさすと電源が入る)、電源をいれるとスイッチが光るタイプの電源タップを使うと切り忘れがなくて安心です。100均で買えます。
なんか楽天で電気を使わないのにあったかいという足元クッションが売ってました。
ウレタンマットで保温するので足を入れるだけでOKらしいです。
レビューを見てもかなり評判よさそうですがちょっと高いかなあ…。
電気ひざ掛け毛布もあったかい
これもかなり温かいですがこれ単体だとあまり効果がないです。
上にも書きましたが足自体を温めないと末端から冷えていくので電気あんか&足元クッションと合わせて使います。
こちらも電気代が安いです。強でつかっても1時間あたり0.68円なので、1日8時間30日使っても1か月で160円ちょっとです。
机の下に置くデスクヒーター
Amazonで非常に評価が高くホームセンターなどでも見かけて気になっていた商品ですが、デスク下にパソコンがあるのでデスク下全体を温めてしまうのはパソコンに負担をかけるだろうと思って購入をやめました。
2017.10.25追記
机周りを大幅に片づけて整理したのでついに買ってしまいました。1時間当たりの電気代は約4.5円と低コストながらしっかりと温かく3面からじんわりと足を温めてくれます。
ブランケットと併用することで足全体を温かくできます。
上のDC-PKD3は2007年の発売モデルですが、なんと2019年に新モデルのDC-PKD4が出ました。
最近は安価なデスクヒーターも出てきました。評判もいいです。
こちらは足下にもマットがあるタイプ。
自分には合わなかった足元の防寒対策グッズ
机に座って仕事をするという性質上あまり効果のなかった防寒対策グッズを紹介します。
生活スタイルによっては使えるものも多いです。
ルームシューズ・靴下系
じっと座って仕事をするため履いていても足先からどんどん冷えていくのでデスクワークには無意味。
家の中で動いて家事をしたりするときには有効。厚手の靴下等も同じ理由であまり効果がありませんでした。
Amazonで膝くらいまでカバーするロングカバーが売ってますね。やっぱりじっとしてたら冷えてきそうな気がするけどなあ。
ミニホットカーペット系
椅子がコロコロがついている椅子なので、ホットカーペットの上で使えないため断念。
Amazonのレビューをみると猫用に買ってる人ばかりのような…。
人間が足を載せてもあまり温かくないようです。
湯たんぽ・ホッカイロ・USBウォーマー系
湯たんぽは単純に面倒くさいのと、ホッカイロは1回数十円というコストがネックになって(あとゴミになる)やめました。
USBウォーマー系は大体温かくないのでスルー。
おもちゃみたいなもんですね。
すごく気になるヒーターベスト「ぬくさに首ったけ」シリーズ
楽天をみていたら充電式の電熱ベストというのをみつけてすごく気になっています。
画像のとおりベストのなかに電熱線が入っていて、スイッチを入れると10秒で温かくなるという商品です。
温度調節可能でフル充電で3~7時間程度もつようです。
1か月の電気代は約16円。今年は灯油がすごく高いのでこういうのを併用していきたい。
楽天のレビューもすごくいいのでこの冬買うかもしれません。買ったらまた記事にします。
これはベストなので釣りとか屋外の仕事をする人も良く買ってるみたいなんですが、「ぬくさに首ったけ」シリーズは他にもいろいろあります。
座っていると腰が冷えるのでこっちも欲しい。
予算的にどっちかしか買えそうにないけど首と腰回り、足元が冷える。
これはデスクヒーターとか電気ひざ掛けがあればいいかな。
部屋自体の防寒対策と暖房器具
断熱カーテン
部屋全体が寒い人は部屋自体の防寒が必要です。以前カーテンを買い替えましたがこれは結構効果があります。
遮光・防音・断熱機能がついたなど一番いいやつを買いました。それまではペラッペラのカーテンだったのでかなり変化を感じました。
特に床まで窓があるタイプの部屋に住んでいる人はコールドドラフト対策のためにもカーテンを長めにすることをおススメします。
- 暖かい室内の空気が冷たい窓ガラスに触れて冷やされて床のほうに流れていく現象のことです。底冷えやすきま風の原因と言われています。
サーキュレーター
コールドドラフト対策としてはサーキュレーターも有効です。
サーキュレーターは扇風機みたいな形をしていますが部屋の空気をかきまぜるための物です。
扇風機と違って真上にむける、直線的な風を送れる等の特徴があります。
窓の断熱材
同じくコールドドラフト対策に窓にエアキャップ構造の断熱材を貼るのもおススメです。
2~3℃程度の断熱効果があるそうですが、実際に貼ってみた結果、暖房器具を切った後の温かさが持続する時間が長くなりました。
長さにもよりますが値段も1,000円~1,500程度と安価な防寒対策グッズです。
コロナ コアヒートスリム
部屋が狭く、石油ストーブやファンヒーターはすぐに空気が悪くなるのでコロナ コアヒートスリムという電気ストーブを買ったんですがこれは超おススメです。
離れたところにおいてもじんわりと温かいです。
昔の電気ストーブのように部分的に熱くなるだけだったり、密着していないと寒いといったこともありません。
10段階の出力調節ができるんですが、1時間あたりの電気代はレベル1で約9円、マックスの10で約25円です。
レベル1でも相当温かいので岡山の11月とかだと0.5~1でしかつけていません。
よほどの寒冷地じゃないと10とか使わないんじゃないでしょうか。
コロナ コアヒート
コアヒートスリムを使っていたんですが、ちょっと困ったことがあったのでコアヒートの方に買いなおしました。
機能的にはコアヒートスリムをより強化したような感じです。
せっかく両方あるので比較してみました。
デロンギのオイルヒーター&ダイナミックヒーター
コアヒートとどっちを買うか悩んだのがデロンギのオイルヒーターかダイナミックヒーターです。
コアヒートと同じく部屋が乾燥せず、ほこりを舞い上げたりしないので気になっている商品です。
オイルヒーターの電気代も昔に比べると相当安くなっているようです。
しかしレビューを見ていると結構評価が分かれる商品で、原因を調べてみると置く場所によって暖房効果にかなりの差があるみたいなのです。
推奨されているのは冷気の進入口(窓際とか)なんですが、ウチは窓際はデスクとベッドがあるし入口付近はテレビがあるので置くところがないのです。
ちゃんと推奨された場所に設置すると足元も含めた部屋全体が相当温かいみたいですけどね。
まとめ
足元があまりにも寒いので過去にはコタツにパソコンを置いて仕事をするという暴挙に出たことがあります。大体想像できると思いますが寝るばかりで全く仕事になりませんでした。
あとは温かいお茶などを飲んで体の中から温めるとか。