窓に断熱用のエアキャップ(プチプチ)を貼っているんですが、十数年ぶりに貼り替えようと思ったら固定していた両面テープの跡がガッチリ窓に張り付いていてなかなか剥がれません。
いくつか方法を試した結果「酢」を使って落とすのが一番簡単でした。
窓の断熱材のテープ跡がはがれない
ちょっとピンボケになってしまったんですが黄色いラインがテープの跡です。
これが非常に固く、指やプラスチックのヘラなどでは全くびくともしません。
こういったエアキャップ上の窓の断熱材は普通は1,2年程度で替えるものだそうですが、この窓の断熱材は20年以上貼っていたのでテープ跡がガチガチです。
テープ跡の粘着剤をきれいに簡単にはがす方法
一番のおすすめは「酢」を使ってはがす方法です。
シールはがしなどに比べて安いですし、どこの家庭にもあると思います。
食品なので安全ですしね。
ここまで古くて固いと市販のテープはがしは全く効果がありませんでした。
酢を使ってはがす(おススメ)
キッチンペーパーやティッシュを剥がしたいテープ幅より大きめに切って、ボウルなどの容器に移した「酢」に浸します。
浸したペーパーをテープ跡に張り付けていき上からラップで覆い乾燥しないようにします。
使ったのはミツカンの穀物酢。
15分程度ではがれやすくなり、30分もするとかなり楽にはがれます。
手が荒れるのでゴム手袋かビニール手袋をはめて作業をしましょう。
僕は忘れてました…。
15分ほど置いた後でヘラでこそぐとポロポロとはがれ始めます。
シールはがしで失敗した後だったのでこれは感動!
30分以上酢でパックした箇所はこんな風にペロンとはがれました。
消しゴムを使ってはがす
小さな細かいテープ跡は消しゴムできれいに取れます。
ただ最初から消しゴムでやろうとすると、なかなかはがれない上にかなり大量に消しゴムを消費するので残りカスを仕上げで消しゴム掛けする程度がおススメです。
ハンドクリームなどではがす
粘着系のベタベタしたテープ跡にはハンドクリームなどが有効です。
指やキッチンペーパーなどにハンドクリームをつけてこすっていきます。
こちらも仕上げにやるときれいになります。
シールはがしや、灯油・Zippoオイルでおとす
Amazonのレビューにもありますがシールはがしは最近のもの(空港でスーツケースに貼られる管理タグシールとか)なら比較的簡単に綺麗にはがせるみたいですが、今回のように古いテープ跡には効果がないようです。
シールはがしって結構高くてこれも700円くらいしたんですが効果はなし。
30分くらい放置してヘラでこすってみたんですがほとんど落ちず。
画像のようにちょっと端っこが削れただけでした。
この後人から教えてもらった冒頭の「酢のパック」に切り替えました。
窓に断熱材を貼る
窓に断熱材を貼る方法は簡単で水で濡らして貼り付けるだけです。
昔は正面テープで貼っていたんですが今は水で貼り付けるのが主流のようです。
窓ガラスをきれい拭いたら霧吹きなどでたっぷり濡らして断熱材を貼り付けます。
ピタッと吸着するので余った部分をカッターなどで切り取ったら完成です。
この窓はテープ跡をはがす関係上床に置いて作業していますが、窓枠にはまった状態の窓でも問題なく貼り付け可能です。
霧吹きで吹き付けると水が垂れてきますが気にしなくてOKです。
2~3℃程度の断熱効果が期待できるそうですよ。
断熱材を貼った後は暖房を切った後の寒くなるスピードが緩やかになった気がします。
温かさが持続する時間が長くなったと思うのでこの冬の電気代が少しでも減ればいいなあ。
夏の日差し対策にスモークシート(窓のサングラスみたいなもの)を貼ってみました。