部屋のドアが握って回すドアノブタイプだったんですが、両手がふさがっていると荷物をいったん床に置いて開けないといけないし、手が濡れていると滑ったりするのでレバーハンドルに変えてみました。
ドライバーだけで簡単に取り換えられるのでDIY初心者にもおススメです。
握って回すドアノブは不便
古いドアノブなので塗装も剥げてしまっています。
片手に飲み物を持ってもう片方にお菓子とか本を持って部屋に行くと、握って回すドアノブの場合一旦荷物を床に置かないといけないので不便です。
何故か今までドアノブを変えるという発想がなく、面倒なのでずっとそのままにしていたんですがテレビのDIY特集なんかをみていると自分でもできそうなので変えてみました。
やってみると15分ほどで簡単に変えれました。なんでもっと早く変えなかったんだろ。
ドアのサイズを測る
交換用のレバーハンドルを買う前にまず各サイズを測っておく必要があります。
気に入ったハンドルがあってもサイズ(規格)があわないと交換することができません。
測らないといけないのは次の5つです。
- ①フロントの長さ:金具部分の長さ
- ②ビスピッチ:ネジの中心点から中心点までの長さ
- ③ドアの厚み
- ④フロントの幅:金具部分の幅
最初買おうと思っていたレバーハンドルはドアの厚さが合わずに諦めました。
ここもちゃんと測っていきましょう。
⑤のバックセットはドアノブの中心点からドアの端までの長さです。
ここの長さが合わないレバーハンドルとは交換できません。
写真の矢印のながさを間違えているんですが、ちゃんとネジ穴の中心点からドアの端までを測ってください。
交換に必要なもの
- 交換用のレバーハンドル
- メジャー(物差し)
- プラスドライバー
交換用のレバーハンドルはホームセンターで売っています。
鍵付き、鍵無し、浴室用、トイレ用などいろんな用途のレバーハンドルがあります。
今回は鍵無しのシンプルなレバーハンドルにしました。
価格は約3千円。鍵付きは鍵無しに比べて千円ほど高くなります。
QRコードの読み込みで交換方法を見れるそうです。
色はゴールド、シルバー、ブロンズとあったんですが目立たないシルバーにしました。
ドアに取り付ける丸い部分が大きめなので元あったドアノブの跡を綺麗に隠せます。
ドアノブをレバーハンドルに交換する
ドアノブを外す
上下のネジを外してドアノブを外します。
外したら小さな金属片が落ちてきました。
長期間使っているうちに金属疲労で折れてしまった部分があるようです。
回すと妙にガチャガチャいっていたのはこのせいだったのかな。
ドアの穴開けた人適当すぎるだろう。
ラッチ本体を抜く
画像の部分をラッチというんですがここもネジを外して引き抜きます。
ラッチは上の画像のようにラッチ本体の四角い穴にドライバーを差し込んで両手で手前にゆっくり引くと抜けます。
ドアの端を親指で押すとやりやすいです。
ドライバーの片側だけをもって力をいれるとラッチがまっすぐ抜けずにドア穴を傷つける恐れがあります。
またフロント部分からマイナスドライバーでてこの原理をつかって引き抜こうとすると、フロント穴が破損する恐れがるので画像のように抜くのがおススメです。
ある程度でてきたらあとは手で抜けます。
新しいラッチに交換する
新しいラッチを入れてネジで固定します。
なお握って回すドアノブとレバーハンドルではラッチ本体の回転角度が違うため古いものを使いまわすことはできません。
ラッチも新しいものに交換しましょう。
レバーハンドルを取り付けて完成
レバーを差し込んでラッチボルト(回すと出たり入ったりする部分です)の動きを確認し、問題なければネジで止めて固定します。
完成!
戸当たりクッションも交換する
ドアの上部にある戸当たりのクッション部分も劣化しすぎてひび割れていたので交換することに。
変色してカチカチになっていました。
戸当たりのゴムがなかなか売っていなくて探すのに苦労しました。
ネットだと送料考えると高いし。ホームセンターで300円くらいです。
不自然はほどの白さを取り戻した!