先日「世界一簡単な髪が増える方法」という本の中で紹介されてた塩素除去シャワーヘッドを買ったのでその効果を塩素検査薬を使って検証してみました。
塩素除去シャワーヘッドってなんだ?
普通の水道水には消毒のため塩素が含まれています。
基準値内なので飲む分には問題ないんでしょうが、髪や頭皮、皮膚にかけると短時間で塩素を吸収してしまいます。
水道水に含まれる残留塩素は、キューティクルなどのたんぱく質や肌の脂質を酸化させ、ダメージを与えるそうです。
日本の水道水は0.1ppm以上の濃度を保つことが定められています。
都市部や浄水場から近い場合は1.0ppm以上の観測結果が出ることが多いそうです。
塩素は非常に殺菌力がつよいため、塩素の入った水でシャンプーでシャンプーを続けていると頭皮にいる善玉の常在菌を殺してしまい、頭皮の環境が悪化してしまいます。
塩素除去シャワーヘッドのパッケージに日本アトピー協会のマークが入っているので本来は肌が弱い人用の商品なのかもしれません。
そこで塩素を除去するために使うのが「塩素除去シャワーヘッド」です。「三菱ケミカル・クリンスイ 浄水シャワー SY102」という商品を購入しました。
シャワーヘッド内に塩素除去フィルターのカートリッジが入っています。
塩素除去シャワーヘッドに交換するだけなので簡単です。
効果についてはのちほど実験します。
三菱ケミカル・クリンスイ 浄水シャワー SY102-IVの感想とレビュー
なんか昔の公衆電話の受話器をほうふつさせる本体が出てきました。
ちょっと重い。
ちなみに取り付けられるシャワーヘッドのノズルは上記の通り。
変換アダプターもついているので大半の家庭では問題なく取り付けられると思います。
ウチもアダプター無しで取り付けられました。
海外メーカーのシャワーを取り寄せて使ってるとかだと合わないことがあるのかな?
この中に塩素除去のカートリッジが入っています。
プラスドライバーでねじを回してカバーを外します。
まあまあ大きなカートリッジが入ってます。
とりだしたところ。
- 遊離残留塩素低減能力:8000L(約16時間)
- 寿命設定流用:8L/分
- ろ材の取替時期の目安:4か月(1日1人8分として)
ウォーターチェッカー(残留塩素検査薬)を使ってみる
Amazonで「塩素、検査薬」などで検索するとでてきたウォーターチェッカーという商品を購入しました。
4回分で約200円です。
塩素除去フィルターの交換時期をテストするための検査薬のようです。
使い方は簡単で、コップに水を注いで検査薬をいれて混ぜるだけです。
「世界一簡単な髪が増える方法」という本の中でも紹介されていましたが、塩素は皮膚がすぐに吸ってしまうらしいのでガラス棒で混ぜました。
まあ説明するまでもないと思いますが、ほぼ透明なほうが塩素除去シャワーから出てきた水で、ピンク色の水が普通の蛇口から出てきた水です。
浄水場が近いせいか都市部並みの濃いピンクです。
判定表で見るとほぼ1.0ppmの色です。
全然実感がなかったけど想像以上に塩素がキツイ地域だったみたいです。
今回買った塩素除去シャワーヘッドのフィルターは4か月ごとに交換が推奨されていますが、家庭ごとの使用状況によって交換時期は変わってくると思うので2か月に1回程度検査薬でチェックしてみたいと思います。
塩素除去シャワーヘッドを4か月使った結果
塩素除去シャワーヘッドのフィルターの交換時期である4か月がたったので検査薬でチェックしてみました。
写真だとわかりにくいですが肉眼だとほんのわずかにピンクに見えます。
検査薬の表の写真だと0.05ppm以下です。
使い始めの頃とほとんど変わらないのでまた2か月後に検査してみたいと思います。
塩素除去シャワーヘッドを9か月使った結果
4か月目にほとんど変わりなかったので2か月後の6か月目に再検査しようと思っていたんですが、すっかり忘れて前回から5か月もたってしまいました。
トータルで9か月経過した結果シャワーヘッドの水は見事に綺麗なピンクに。
やってしまった。
やっぱり6か月くらいが交換の時期だったのでしょうね。