市販の育毛剤を使っているがイマイチ効果が感じられない、薄毛対策をしたいけど何をしたらいいか分からない、そんなひとにおススメな本を紹介します。
世界一簡単な髪が増える方法 辻 敦哉(著)
本屋で見かけて面白そうなので買ってみました。著者は埼玉県の浦和で「PULA」というヘッドスパサロンを経営されているそうです。
長年の経験から薄毛のタイプ別におススメのマッサージ法や自家製の育毛液の作り方、育毛パック方法などが紹介されています。
どれも自宅で気軽にできそうなものばかりなので出来そうなものから試していきたいと思います。
こちらは著者の新刊。
薄毛の原因は遺伝よりも頭皮環境が大事
著者があげる頭皮環境とは、「頭皮の乾燥」「血行不良」「ストレス」「眼精疲労」のことです。本書も基本的にこの4つのケア方法を中心に書かれています。
近年は男性だけでなく女性も薄毛で悩む人が増え、ヘアケア商品や薄毛に関する情報もどんどん増えている感じがします。
なにが正しいのか、どんなケアをすればいいのかよく分からないのでこういった本を読みながら自分にあった方法を1つ1つテストしながら探している状態です。
本書では髪を育てるのを植物に例えて3つのステップで頭皮環境の改善を目指します。
- 髪の毛がしっかり生える「土台」を整える(土作り)
- 頭皮に「毒素」を与えない(水をあげる)
- じっくり「育てる」(太陽の光を当てる)
髪の毛がしっかり生える「土台」を整える
髪の毛がしっかり生える「土台」を整える方法として「頭皮の酸化した汚れを取り除く」「マッサージ」をするとよいそうです。
酸化した汚れというのは初めて聞きました。頭皮の酸化汚れは過酸化脂質という脱毛作用のある脂に代わってしまうためオイルパックで取り除きましょうということです。
酸化汚れはシャンプーでは落ちにくいそうです。
これに著者が薄毛のタイプ別に考案したマッサージを行います。
薄毛にはO字タイプ、M字タイプ、A字タイプ、全体タイプ、耳回りタイプがあり、著者曰くそれぞれのタイプによって体の状態が違うため適切なマッサージ法も異なるそうです。
紹介されている方法はどれも簡単にできるものばかりなので特に器具などはいりません。
著者考案の薄毛タイプ別の育毛液の作り方も紹介されています。材料は簡単に手に入るものばかりです。
市販の育毛剤はアルコールがきつすぎて頭皮の乾燥や善玉菌を殺しすぎたりする原因になっているそうなので、市販の物に効果が感じられない人は試してみる価値はあると思います。
さらに月数回の育毛パックで髪を元気にしていきます。こちらも材料は簡単に手にはいるものばかりなので自作できます。
プーラのシャンプーなどを使った感想
プーラの商品はAmazonで購入することができます(Amazon専売)。
スカルプオイルは月に2回程度オイルパック用に使います。シャンプーでは落としきれない、毛穴の酸化した汚れをオイルになじませて落とすためのものです。
スカルプローションは通常の育毛剤のように風呂上がりのシャンプー後に使用して頭皮環境を整えます。
これはまだ試してないですがヘアパックとして使用します。
頭皮に「毒素」を与えない
水道水に含まれる塩素、熱すぎる・冷たすぎる水でのシャンプー、合成洗剤使用のシャンプー、ドライヤーの熱、紫外線などが頭皮にとって毒になります。
塩素については塩素除去フィルターのついたシャワーヘッドに変えることで簡単にリスクを回避できるそうです。
本を読んだ後早速Amazonで注文したので後日紹介します。買ったのはこれ。
他にも髪に最適なシャワー温度やドライヤーの使い方、紫外線予防について紹介されています。
塩素除去シャワーヘッドの感想とレビュー
買った塩素除去シャワーヘッドの効果をテストしてみました。
じっくり「育てる」
血行を良くするための頭皮マッサージが紹介されています。
他にもおススメのレシピなど。
この本はこんな人におススメ
上記の他にも以下のようなことが気になる人は手に取ってほしい本です。
- 市販の育毛剤を選ぶ際にどんなものを選べばいいか分からない
- ミノキシジルやフィナステリド(フィンペシア・プロペシア)の効果が感じられない
- ノンシリコンシャンプーだから安心だと思っている
- 成分表記からシャンプーを見極める方法
- 湯シャンが効果がある人とない人
- 湯シャンは長期間続けてはいけない
- 正しいシャンプーの方法と適切な水温
- シャンプーをしているのに頭皮がかゆい原因
- シャンプー後の髪の乾かし方
- 糖質制限ダイエットをしたら薄毛になった
湯シャンについて書かれていたので買ったっていうのもあるんですが、たしかに書かれていたことに思い当たるフシがあるんですよ。
ちょっと頭皮の様子をみながらシャンプーを再開するかテストしていきたいと思います。