リサーチアルチザンライトの設置方法

リサーチアルチザンライトという無料なのに広告が表示されないアクセス解析があるのですが、導入方法が少しややこしいので備忘録として記録を残しておきます。無料のアクセス解析ですが機能的には非常に優れており使いやすいのでおススメです。

リサーチアルチザンライトがおすすめな理由

リサーチアルチザンライトのメリット

  • 無料なのに広告が表示されない
  • シンプルで高機能&多機能

無料なのに広告が表示されない

i2iや忍者アクセス解析など無料のアクセス解析はたくさんありますが、無料版では広告が表示されてしまうのが普通です。しかもスマホだとこの広告がかなり大きく表示されてしまいます。

今や半数以上のアクセスがスマホからというサイトやブログも多いと思いますが、無料アクセス解析のスマホ広告は大きい上に追尾してくる(フロート広告)ものが多いので非常に邪魔です。

リサーチアルチザンライトは無料にもかかわらず広告が表示されないのは大きなメリットです。

シンプルで高機能&多機能

ブロガーやアフィリエイターの人に会うとGoogleアナリティクスとリサーチアルチザンの両方を導入している人が多い気がします。アルチザンはクリック計測や入口ページや出口ページ、アドセンスクリック、リンククリック、ページの移動、生ログ、コンバージョン設定などシンプルで情報が見やすいです。

アナリティクスは情報が細かすぎて逆にちょっとわかりにくいという人におススメ。

リサーチアルチザンライトのデメリット

  • 有料サーバーを借りる必要がある
  • サーバーへの設置が難しい(と感じる)
  • 複数サイトに設置した場合管理が面倒

有料サーバーを借りる必要がある

リサーチアルチザンライトの使用自体は無料ですが、サーバー設置型のアクセス解析であるため有料サーバーを契約している必要があります。このブログはエックスサーバーで運用しているので以降のサーバーの話はエックスサーバーを前提に進めます。

▼エックスサーバーの詳細はこちらから▼


無料ブログなどにリサーチアルチザンを設置したい人はリサーチアルチザンプロを使えば設置することができます。有料ですが解析タグを貼るだけで使用できます。

  • 1か月の試用期間あり
  • 月額490円(税抜)から利用可能
  • 6か月契約、1年契約で1か月あたりの料金がさらにお得

サーバーへの設置が難しい(と感じる)

この記事の下で解説しますが、一見すると専門用語がたくさん出てくるので難しく感じると思います。でも手順に従って画像の通りやるだけで設置できるのでご安心を。専門用語とかわからなくても大丈夫です。

複数サイトに設置した場合管理が面倒

リサーチアルチザンライトは1サイトごとに管理画面にログインする必要があります。例えば5サイトに設置すると各サイトそれぞれにログインパスワードが必要になります。

数が少ないうちは大丈夫だと思いますが、管理が大変になってきたと感じたらロボフォームなどのIDやパスワードを管理するソフトの導入をお勧めします。

ロボフォームは複数のログインIDとパスワードを記憶させることができ、ボタン一つで各種サイトにログイン可能になります。パソコン・タブレット・スマホなどにインストールでき、情報を同期できるのでどの端末でも同じようにログインできるようになるので非常に便利です。

僕はYahoo!や楽天からちょっとしたネットショップまですべてロボフォームに入れているのでこれがないとネット生活が成立しません。

リサーチアルチザンライトをダウンロードする

リサーチアルチザンライトのトップ

リサーチアルチザンライトの公式ページに行きダウンロードのタブをクリックしてください。

リサーチアルチザンライトのダウンロード画面

ダウンロードのページに行くとサイトの中ほどに最新バージョンのダウンロードという項目があるので上のファイルだけをダウンロードします。下はアップグレードファイルなので初めてリサーチアルチザンライトを導入する人は使用しません。

リサーチアルチザンライトのファイルを解凍し複数サイト用のフォルダの準備をする

リサーチアルチザンライトのフォルダの中身

リサーチアルチザンライトのフォルダーを解凍すると中に「public_html」というフォルダーがあるのでクリックします。

リサーチアルチザンライトのraフォルダ

中に「ra」というフォルダーが入っていると思いますが、これが解析ツールになります。複数のサイトに導入する場合はこの「ra」フォルダーを必要分複製してください。1サイトしか使用しない場合はこのままでOKです。

リサーチアルチザンライトのraフォルダの複製

複製したフォルダーの名前は例のように「ra-01」「ra-02」「ra-03」のように単純に連番にしてもいいですし、わかりやすく「blogname」のようにブログの名前やドメイン名をつけてもいいと思います。管理しやすい名前を半角英数字で付けてください。

リサーチアルチザンライトのフォルダ内に新規フォルダを作る

「ra」フォルダーの複製&名前の変更が終わったら最初のフォルダーに戻って新しいフォルダーを新規作成してください。フォルダー内の空いた場所で「右クリック→新規作成→フォルダー」で新しいフォルダーができます。続いてフォルダーの上で右クリック→名前の変更で新しいフォルダーの名前を半角英数字に変更します。ここでは「artisan1」という名前に変更しています。

リサーとアルチザンライトのフォルダに新規フォルダを作る

先ほど作成した「artisan1」というフォルダの中に「public_html」と「ra_core」というフォルダーを移動させます。アップロードするのはこの2つのファイルが入った「artisan1」というフォルダだけで他のフォルダは使用しません。

リサーチアルチザンライトのフォルダーをサーバーにアップロードする

作成した「artisan1」というフォルダーをFileZilaやFFFTPなどのFTPクライアントソフトを使ってエックスサーバーにアップロードします。おそらくリサーチアルチザンライトの設定で一番迷うのがここだと思います。どこにアップロードすればよいのか?

リサーチアルチザンライトをアップロードする場所

ドメインの「public_html」フォルダ内にアップロードします。迷うのはここでどのドメインの「public_html」内にアップロードするのかという点です。解析したいドメインのフォルダに入れればいいのか?

WordPressをインストールして使用している場合、リサーチアルチザンライトの動作環境とWordPressの推奨環境があっていないのでWordPressを使っているのと同じドメインにリサーチアルチザンライトを入れてもいいのか迷うのです。

リサーチアルチザンライトの動作環境

  • Webサーバー(Apacheを推奨)
  • PHP5.1.x 以降、5.4.xまで(PHP4、PHP5.5.x以降では動作を保証しません)
  • MySQL4.0 以降、5.5.xまで(4.1 以降を強く推奨、5.6.x以降では動作を保証しません)

WordPressの推奨環境

  • PHP バージョン 7 以上
  • MySQL バージョン5.6 以上 または MariaDB バージョン 10.0 以上

サイトがセキュリティの脆弱性にさらされる危険があるため、WordPress側をリサーチアルチザンライトの動作環境に合わせるわけにはいかないので、別のドメインの「public_html」フォルダ内にアップロードします。

サーバーを契約するともらえるサーバードメインを使用します。エックスサーバーの場合「xsrv.jp」がついているドメインがあると思いますがそれです。〇〇〇.xsrv.jpというドメイン内の「public_html」フォルダに「artisan1」フォルダをアップロードします。

サーバードメイン(エックスサーバーの場合):https://〇〇〇.xsrv.jp

対象ドメインのPHPバージョン切り替え

エックスサーバー

エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。

phpバージョン切り替え

初期設定のままではエックスサーバーのphpのバージョンが新しいままなので、リサーチアルチザンライトに適合するバージョンへ変更します。ホームページの項目から「PHP Ver.切替」という項目をクリック。

ドメイン選択

対象のドメインを選択します。

PHPのバージョン変更

PHPのバージョンを「PHP5.3.3」に変更します。ちなみにすべての設定を終えた後PHPのバージョンを7以上に戻してリサーチアルチザンライトの解析画面にアクセスしたらエラー画面が表示されて解析結果を見ることはできませんでした。やはり動作環境以外では正常に動かないようです。

リサーチアルチザンライト用にデータベースを作成する

リサーチアルチザンライトのインストール条件としてサーバー上にアルチザン用のデータベースを用意する必要があります。このデータベースに解析データが蓄積されていきます。引き続きエックスサーバーのサーバーパネルでの作業になります。

MySQL追加

エックスサーバーのサーバーパネル

データーベースの中の「MySQL設定」をクリック。

MySQL追加

「MySQL追加」というタブをクリックして赤枠で囲ったなかにデーターベース名を設定します。「artisan」などわかりやすいデーターベース名にします。文字コードは「UTF-8」のままでOKです。入力したらMySQLの追加(確認)ボタンを押します。

MySQL追加

問題なければMySQLデータベースの追加(確定)ボタンを押します。これでデータベースができました。作成したデータベース名はこの後使うのでメモ帳にメモしておいてください。続いてこのデーターベースにアクセスできるアカウントを作成します。

MySQLユーザ追加

MySQLユーザの追加

MySQLユーザIDとパスワードを入力してMySQLユーザの追加(確認)をクリックします。このあと確認画面がでるので問題なければMySQLユーザの追加(確定)をクリックします。MySQLユーザIDとパスワードもこの後使うのでメモ帳にメモしておきます。

MySQLとMySQLユーザを紐づける

データベースとユーザの紐づけ

「データベース」と「アクセス権未所有ユーザ」の項目にそれぞれ先ほど作成した名前が入っていることを確認して追加を押してください。

データベースとユーザの紐づけ

無事にMySQLとMySQLユーザが紐づけられました。

MySQL5.5情報

MySQL一覧のページの下の方にMySQL5.5情報という項目があるんですが、その中のMySQL5.5ホスト名というのはこの後使うのでメモしておいてください。

メモしておく情報

  • データベース名
  • MySQLユーザID
  • MySQLユーザパスワード
  • MySQL5.5ホスト名

リサーチアルチザンライトの設定をする

「public_html」フォルダの設定

FileZila内のリサーチアルチザンライト

この項目はFileZila内での操作になります。先ほどアップロードした「artisan1」フォルダをダブルクリックして開いてください。

FileZila内のリサーチアルチザンライト

「public_html」フォルダをクリックします。(何度も「public_html」フォルダが出てきてややこしいですが、ドメインの「public_html」フォルダ>「artisan1」フォルダ>「artisan1」フォルダ内の「public_html」です)

FileZila内のリサーチアルチザンライト

「ra-01」フォルダをダブルクリックします。

FileZila内のリサーチアルチザンライト

中に「setting」というフォルダーがあるので右クリックして「ファイルのパーミッション」をクリックします。

パーミッションの変更

数値という項目を「755」から「777」へと変更してOKをクリック。「setting」ディレクトリのアクセス権(パーミッション)を書き込み可能に変更(777に変更)していないとこの後のリサーチアルチザンライトのインストールが行えないので忘れずに行ってください。

複数サイトを解析する場合は「ra-02」「ra-03」「ra-04」など他のフォルダーの「setting」フォルダも同じように「右クリック>ファイルのパーミッション」で数値を755から777へ変更しておいてください。

この後のインストールと設定終了後に「ra-01(ra-02以降も同様)」の「setting」フォルダのパーミッションは書き込み不可にする必要があるので、また後で同じ手順で数値を「777」から「555」に変更します。

「ra-core」フォルダの設定

「ra-core」フォルダ

続いて「public_html」「ra-core」が表示される階層まで戻り、「ra-core」フォルダのほうをダブルクリックします。

ra-core内のapplicationフォルダ

「ra-core」フォルダ内の「application」フォルダをダブルクリック。

tempフォルダ

「temp」フォルダをダブルクリック。

logのファイルパーミッション変更

中に「log」というフォルダーがあるので右クリックして「ファイルのパーミッション」をクリックします。

先ほどと同じように数値という項目を「755」から「777」へと変更してOKをクリックします。こちらのフォルダのパーミッションは「setting」フォルダと違いインストールと設定終了後もこのままです。

  • 「setting」フォルダのパーミッション→インストール終了後再度変更する
  • 「log」フォルダのパーミッション→インストール後もそのまま

リサーチアルチザンライトのインストール

ここはブラウザでの作業になります。IEやクロームのブラウザを立ち上げてリサーチアルチザンライトのフォルダをアップロードしたドメインにアクセスします。ここでは仮に「artisan1」というフォルダーをアップロードして「ra-01」という解析用のフォルダーにアクセスするとします。上記で説明した通りに作業をした場合以下のようなURLになります。

アクセス用のURL
http://〇〇〇(ドメイン)/artisan1/public_html/ra-01/analyze/

仮にサーバードメインが「abc.xsrv.jp」だった場合は以下のURLになります。

http://abc.xsrv.jp/artisan1/public_html/ra-01/analyze/

ドメインの後の「public_html」は不要ですが、「artisan1」の後の「public_html」は必要なので注意してください。またSSL化している人はhttpの後の「s」も忘れずに。

リサーチアルチザンのインストール画面

URLに間違いがなければ画像のようなページにアクセスできているはずです。問題がなければ「次へ」を押してください。URLに間違いがなくてもブラウザによってはアクセスできない場合があるのでその場合はブラウザを変えてみてください。

僕はなぜかIEではアクセスできずクロームならOKでした。すべての設定が終わった後IEでもアクセスできるようになりましたが原因はよくわかりません。

アルチザンのインストール画面

MySQLのデータベースとユーザを作成したときの情報を入力していきます。

  1. ホスト名→MySQL5.5ホスト名
  2. ユーザ名→MySQLユーザID
  3. パスワード→MySQLユーザパスワード
  4. データベース名→MySQLのデータベース名
  5. テーブルプレフィックス→ra01_

MySQL5.5情報

再掲ですがMySQL5.5ホスト名は「エックスサーバーサーバーパネル>データベース>MySQL設定>MySQL一覧」の下の方に載っています。

テーブルプレフィックスは複数サイトを作る予定のある人は各アルチザンごとに名前を分けてください。ここでは仮に「ra01_」としています。最後はアンダーバーになるようにしてください。ここの名前が被るとデータが消えたり混ざったりするする恐れがあります。1つしかサイトを作る予定がない人はデフォルトのままでかまいません。

リサーチアルチザンサイト情報登録

次の画面ではアクセス解析をしたいサイト情報を登録します。パスワードはリサーチアルチザンライトの管理画面へログインする用のものです。

リサーチアルチザンライトの解析タグ

サイト情報を入力すると上記画像のような解析タグが表示されます。解析タグを貼って画面下のログインボタンを押すとリサーチアルチザンの管理画面に入れます。管理画面にログイン後も解析タグは確認できます。

リサーチアルチザンライトの解析タグを貼る場所

解析タグはアクセス解析を行いたいページに貼りますが、通常は特定のページだけでなくサイト全体のアクセス解析をすると思うのでフッターの</body>と書かれた直前にコピペします。

僕は賢威というWordPressテンプレートを使っているので賢威で説明しますが、どのテンプレートも基本構造は一緒だと思います。

WordPressダッシュボードの外観>テーマの編集を選択。

テーマフッター(footer.php)を選択。

何もカスタマイズしていなければ31行目あたりに</body>という記述があるのでその上にリサーチアルチザンライトの解析タグを貼り付けます。

テンプレートの賢威を使用している人はより簡単

SEOテンプレートの賢威を使用している人はより簡単にアルチザンの解析コードを貼ることができます。

WordPressダッシュボードから賢威の設定>賢威の設定(サイト内共通)を選択。

一番下にある</body>直前に挿入するコード記入欄という項目にアルチザンの解析コードを貼ればブログ全体のアクセス解析が可能です。

「public_html」フォルダの設定

セキュリティ警告

リサーチアルチザンライトの管理画面にログインすると「セキュリティ警告:以下のsettingディレクトリのアクセス権(パーミッション)が書き込み可能になっています」という警告文が出ていると思うので「public_html」にある「ra-01」フォルダ内の「setting」フォルダのパーミッションを変更します。

FileZila内のリサーチアルチザンライト

FileZilaを開き、対象ドメイン内にある「artisan1」フォルダの中の「public_html」フォルダをダブルクリック。

FileZila内のリサーチアルチザンライト

その中の「ra-01」フォルダをダブルクリック。「ra-01」フォルダ内の「setting」フォルダを右クリックしてパーミッション設定を選択。

パーミッション変更

これで設定完了です。

リサーチアルチザンライトで自分のアクセスをカウントしないよう設定する

以上で基本的な設定は終了ですが、最後に管理者(自分)とクローラーのアクセスをカウントから除外する設定を行います。クローラーに関してはどの程度の頻度でクローラーが来ているか見たい人はそのままにしておいてください。

リサーチアルチザンライトの管理画面

リサーチアルチザンライトの管理画面の左下のほうにアクセス解析設定というのがあるのでクリックします。

リサーチアルチザンライトの管理者除外設定

ここの項目にチェックを入れると自分のアクセスをカウントしないように設定できます。

リサーチアルチザンライトの複数サイト設置方法

目次8の「リサーチアルチザンライトのインストール」という項目でリサーチアルチザンライトのインストール方法を説明しましたが、基本的には「ra-01」で行った手順の繰り返しです。

アクセス用のURL
http://〇〇〇(ドメイン)/artisan1/public_html/ra-01/analyze/
http://〇〇〇(ドメイン)/artisan1/public_html/ra-02/analyze/
http://〇〇〇(ドメイン)/artisan1/public_html/ra-03/analyze/
http://〇〇〇(ドメイン)/artisan1/public_html/ra-04/analyze/
http://〇〇〇(ドメイン)/artisan1/public_html/ra-05/analyze/

「ra-02」「ra-03」と順番にアクセスしていきインストールの手順を繰り返していくだけなので数分で終わります。

リサーチアルチザンプロについて

リサーチアルチザンプロ

リサーチアルチザンはプロ版があり、僕はこちらも使用しています。プロ版はアクセス解析タグを解析したいページ(通常はフッター)に張り付けるだけなので導入は非常に簡単です。気が向いたらまた使い方などを記事にするかもしれませんが、この記事はライトの導入方法の記事なのでプロ版もあるよという紹介にとどめておきます。

おまけ

その他の無料のアクセス解析も試しているのですが、エースアナライザーというアクセス解析が広告が少なくて小さいのに解析項目が多くて使いやすいです。設置も解析タグを貼り付けるだけなので簡単です。

こういった項目が解析できます。

広告はフッターの下に1行入るだけなのでほとんどの人は気づかないと思います。僕も最初探しました。スマホの場合も同様にフッターの下に1行入るだけで邪魔なオーバーレイ広告が入ったりしません。ある程度データが貯まったら紹介記事を書こうと思います。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。この記事が役に立ったなと思ったらSNSでシェアしていただけるとうれしいです。