不動産Tweet Old Postというブログの過去記事をランダムでTwitterに投稿してくれるというプラグインが素晴らしかったので紹介します。タイトル、短縮URL、サムネイル画像、ハッシュタグ、追加テキスト設定など細かく設定できます。
不動産Tweet Old Postとは
- ツイート内容を選べる(タイトル・本文・両方)
- 追加テキストを自動挿入
- 短縮URLが使える
- ツイートに画像を含めることができる
- カテゴリーやタグからハッシュタグを自動生成
- ツイートの投稿間隔と投稿数の指定が可能
- どの範囲を過去記事にするかの指定可能
- 個別記事だけでなく固定ページも投稿可能
- 再投稿したくないカテゴリーを除外可能
- 記事を個別に選択してツイート可能
ブログの過去記事をTwitterに自動投稿してくれるサイトかプラグインを探していたところ不動産Tweet Old Postというプラグインが非常に便利でした。
変わった名前ですが、元々は不動屋さん向けに開発されたプラグインだそうです。
普通のブログで使っても問題ありません。ちなみに有料版は不動産屋さん向けです。
ブログの過去記事をTwitterに自動投稿してくれるプラグインというのは他にもあるんですが、サムネイル画像の投稿が有料だったり、英語のプラグインで説明がわかりにくかったりするのがネックでした。
不動産Tweet Old Postは画像の投稿も無料、日本の会社が作ったプラグインなので当然日本語でわかりやすい、機能的にも細かく設定できておススメのプラグインです。
フォロワーがいないからTwitterに過去記事流しても意味がないよという人もいるかもしれませんが(僕もほとんどいません)、実験してみると検索からの流入が結構あるのに驚きました。
もちろんフォロワーが多い人は導入すればより効果が高いと思います。
不動産Tweet Old Postのダウンロード
不動産Tweet Old Postは通常のWordPressプラグインと違ってプラグインの新規追加から簡単にインストールはできないのでちょっと面倒です。
まずは不動産Tweet Old Postのダウンロードページからプラグインをダウンロードします。
カートへいれるをクリックしますが、お金はかかりません。
プロ版は不動産屋さん向けなので無料版でOK。
次へをクリック。
会員ではないので新規会員登録はこちらをクリック。
会員登録に必要なのは名前・メールアドレス・パスワードだけです。
入力が済んだら規約を読んでチェックボックスにチェックして「送信する」をクリック。
利用規約に同意するにチェックをいれて「次へ」をクリック。
上記内容で注文するをクリック。
「ダウンロード」のボタンを押して不動産Tweet Old Post プラグインをデスクトップなど好きな場所にダウンロードしてください。
zipファイルは解凍しないでください。
このままWordPressにアップロードします。
またFTPソフトを使ってアップロードすると不具合が起きる可能性があるので、必ず次に説明するWordPressからインストールしてください。
不動産Tweet Old Postのインストールと有効化
続いて不動産Tweet Old Post プラグインをWordPressにインストール・有効化していきます。
WordPressのダッシュボードからプラグインの「新規追加」をクリック。
プラグインを追加の横にある「プラグインのアップロード」をクリック。
参照ボタンを押して先ほどダウンロードした不動産Tweet Old Post プラグインのzipファイルを選択します。
プラグインのインストールが完了したら、有効化してください。
Twitterの電話番号登録
この後Twitterで不動産Tweet Old Postのアプリケーション登録を行うのですが、アプリケーションを登録するTwitterアカウントは電話番号が登録されていなければアプリケーションを登録できないため、Twitterに電話番号を登録していない場合は先に登録しておきます。
Twitterにログインした状態で右上の自分のアイコンをクリックして「設定とプライバシー」をクリックします。
設定とプライバシーの中の「モバイル」で自分の携帯番号を登録します。
国際番号なので冒頭の0はとって入力してください。(例:090-1234-5678の場合は+81 90-1234-5678になります。+81は日本の国番号です。)
携帯番号を登録すると携帯にショートメールでTwitterの認証コードが届くので入力して認証を完了させます。
認証が完了しました。
ちなみにTwitterに電話番号を登録すると知り合いのおすすめユーザーに表示されてしまうので、知り合いに内緒でブログをやっている人はプライバシーとセキュリティーの項目の「電話番号の照合と通知を許可する」のチェックボックスを外しておきましょう。
不動産Tweet Old Postのプラグイン用のTwitterAPIの作成
不動産Tweet Old PostはTwitterのアカウントのアプリ認証を行わないと使用できないので、まずはアプリ認証用にTwitterのAPIを作成します。
WordPressのダッシュボードからF-TweetOldPostの「F-TweetOldPost」を選択します。
ツイッター連携アプリ認証の中にある「Callback URLs」に記載されているURLをコピーしておきます。
Twitter Appsにアクセスして「Create New App」をクリックします。
Twitterアカウントにログインしていない場合は右上の「Sign in」からログインしてください。
- Name:アプリケーション名(32文字以内)
- Description:ユーザー向けの認証画面に表示されるアプリケーションの説明(10~200文字)
- WebSite:設置するサイトまたはブログのURL
- Callback URL:WordPressの不動産Tweet Old Postの管理画面(Twitterアプリ連携認証)にあった「Callback URL」を貼りつけ
上記の項目を入力して赤丸部分のDeveloper Agreement(同意項目)にチェックを入れて、下の「Create your Twitter appliction」をクリックします。
NameとDescriptionに関しては日本語かローマ字かで迷ったんですが、説明がローマ字なのでローマ字で入力しました。
「blog old post」など自分がわかれば何でもいいと思います。
複数のブログの過去記事を投稿したい場合はCallback URLsの下にある「Add a Callback URL」を押して追加したいブログのCallback URLを入力します。
Callback URLの追加は後からでもできます。
登録が完了しました。
Permissionsタブの中のAccessの「Read and Write」にチェックボックスにチェックが入っているか確認します。
Keys and Access Tokensのタブの中の「Consumer Key (API Key) 」と「Consumer Secret (API Secret)」?をそれぞれコピーします。
先ほどの「Consumer Key (API Key) 」と「Consumer Secret (API Secret) 」を入力して「ConsumerKey Save」をクリックして保存します。
Twitter連携アプリ認証の設定は、この画面(不動産Tweet Old Postの設定画面)の一番下にある「変更を保存」というボタンを押しても設定が保存されないので注意してください。
「ConsumerKey Save」で保存です。
不動産Tweet Old PostとTwitterアカウントの連携
ConsumerKeyの登録を完了すると上のような画面になるので、続けてTwitterにログインして不動産Tweet Old Postとの連携を行います。
Sign in with Twitterをクリック。
Twitterにログインして不動産Tweet Old Postと連携します。
ConsumerKeyの入力とTwitterの連携が両方完了すると、WordPressの不動産Tweet Old PostのTwitter連携アプリ認証の項目が自分のTwitterアイコンに変わり、「認証されています」と表示されます。
不動産Tweet Old Postの設定
ツイートの内容
- タイトルのみ
- 本文のみ
- タイトルと本文
ツイートに含める内容を選べます。基本的にはタイトルのみでいいと思います。
追加のテキスト
ツイートするテキストの前後に文字を自動挿入します。例えば【再掲】や【過去記事】などタイトルの前につけておくと最新記事のツイートと区別ができてわかりやすくなります。
特に設定する必要はありません。
記事のURLを含める
記事のURLは必ず含めるようにしましょう。
むしろURLを含めないとアクセスできないので過去記事を自動投稿する意味がないです。
ドメインや記事のURLが長い人や日本語ドメインを使っている人はツイートが見づらくなるので短縮URLの使用をおススメします。
使用できる短縮URLのサービスです。どれでもOKですがbitlyが使用している人が多いのでおススメです。
bitlyのアカウントの取得方法などはこちらの記事を参照してください。
BitlyのAPIキーの確認方法
bitlyのアカウントを作っていることを前提にBitlyのAPIキーの確認方法を紹介します。
bitlyにログイン後右上の白い4本線をクリック。
アカウント画面からSettingsをクリック。
Advanced Settingをクリック。
API Supportをクリック。
赤枠で囲まれた部分がbitlyのAPI KEYになります。
ユーザー名はBitlyのIDを入力します。
ツイートに画像を含める
基本的に画像もツイートに含めることをおススメします。
文字だけのツイートというのは視認性が悪くタイムラインを流し見していると高い確率で見落とされます。
ハッシュタグ
ハッシュタグも設定することをおススメします。
特にフォロワーが少ない場合は検索からの流入が頼りなので設定した方がいいです。
ハッシュタグはカテゴリーやタグから自動的に作成されます。
例えばカテゴリーをハッシュタグに設定した場合、「ハワイ旅行」というカテゴリーの記事なら「ハワイ旅行」というハッシュタグが自動挿入されます。
Tweetの最小間隔
これは過去記事の投稿間隔の設定です。
例えば「24」は「24時間に1回」自動投稿されます。
ブログの記事の数や他のtweetの頻度にもよりますが6~8時間に1回(1日3~4回ペース)で十分だと思います。
ツイート対象
これはいつからいつまでの過去記事を投稿するかという設定です。
画像の例だと7日前(1週間前)の記事から過去記事として扱い、60日以前の記事は投稿しないという設定になります。
基本的にはどちらも0で大丈夫だと思いますが、かなり長くブログをやっている人や旬なネタをどんどん投稿していくタイプのブロガーはある程度期間を絞った方がいいです。
突然2011年のおススメのパソコンの記事とかがタイムラインに流れてきても反応悪いでしょうし。
ツイート対象絞り込み日付というのは、投稿日と更新日のどちらを基準にするかということです。
僕は頻繁に過去記事を修正するので、更新日基準にしてしまうと、ほとんどがここ最近の記事になってしまうため投稿日基準にしています。
一回のツイート投稿数
一度に何記事投稿するかという設定です。1記事で十分だと思います。
ツイート対象投稿タイプ
普通の記事のほかに固定ページも投稿できます。
対象から除外するカテゴリー
過去記事をツイートしたくないカテゴリーを指定できます。
ネタが陳腐化しやすいカテゴリーやただの日記などを過去記事を投稿しても反応が悪そうなカテゴリーを除外できます。
不動産Tweet Old Postですぐに過去記事をランダム投稿する
不動産Tweet Old Postの設定の一番下にある「ツイートする」というボタンを押すとすぐにブログの過去記事をランダム投稿することができます。
何らかのエラーで投稿できない場合は設定画面の一番上にエラー内容が表示されるので、設定が終わったらツイートしてみましょう。
僕はbilyのAPI Keyを間違えていたので最初投稿できませんでした。
不動産Tweet Old Postで特定の記事を投稿する
不動産Tweet Old Postはランダムでブログの過去記事を投稿してくれますが、投稿する記事を自分で選ぶこともできます。
WordPressのダッシュボード左のメニューバーからF-TweetOldPostのF-ExcudePostsを選択します。
過去記事が一覧で表示されるので個別、または複数個選んで投稿といった操作が可能です。
まとめ
最初の設定だけがすこし面倒ですがあとは自動投稿なので何もする必要はありません。
一通り再投稿してみれば反応がいい記事と割る記事が分かってくるので今後のブログ運営のヒントにもなると思います。
ブログの記事をTwitterへ好きな時間に投稿する方法
Bufferというサイトを使うとブログの記事を画像・URL付きで好きな時間にTwitterに投稿することができます。
記事の更新が深夜でも、朝になってTwitterで告知するなど柔軟な対応が可能です。