ミニスーパーファミコンを某家電量販店のネット抽選に申し込んでいたものの落選してしまい諦めてたのに近所のヤマダ電機に普通に売ってました。ぐぬぬ。
まああんまりやる時間もないしとか一通り自分の中で諦める言い訳をした後だったので店頭で見つけても買うかどうかちょっと悩んでしまいました。結果買ったんですけどなんかもう懐かしすぎてヤバイ。20年以上ぶりに思い出した友達の顔とか脳内からいろいろ記憶があふれてくる。
任天堂クラシック ミニスーパーファミコン
箱はずいぶん小さいですが発売当時の1990年(平成2年)11月21日のパッケージデザインですね。
オリジナル版は発泡スチロールの箱に入っていて上からこのデザインの上蓋がかぶさっていたんですよ。
任天堂の公式紹介VTRがありました。
ミニスーパーファミコンで遊ぶにはマイクロUSB用のACアダプターが必要です。
僕はタブレットPCのACアダプタがあったのでそれで代用しましたがスマホのACアダプタとかがある人はそれでもいいんじゃないでしょうか。
- スーパーマリオワールド
- F-ZERO
- がんばれゴエモンゆき姫救出絵巻
- 超魔界村
- ゼルダの伝説神々のトライフォース
- スーパーフォーメーションサッカー
- 魂斗羅スピリッツ
- スーパーマリオカート
- スターフォックス
- 聖剣伝説2
- ロックマンX
- ファイアーエムブレム紋章の謎
- スーパーメトロイド
- ファイナルファンタジーⅥ
- スーパーストリートファイターⅡザニューチャレンジャー
- スーパードンキーコング
- スーパーマリオヨッシーアイランド
- パネルでポン
- スーパーマリオRPG
- 星のカービィスーパーデラックス
- スターフォックス2
収録タイトルは21作品。やっぱ少ないよなあ。
スーパーファミコンのソフトを全部入れても2Gくらいって聞いたんですが本当なんですかね。
そういえばこの頃はファイナルファンタジーって「エフエフ」じゃなくて「ファイファン」って言ってませんでした?
説明書も当時のデザインのまんまだなあ(泣)
オリジナル版の大きさを知ってる人にとっては衝撃の小ささ。
コントローラーは当時のサイズのままだそうです。
ファミコンからスーパーファミコンになったときは子供の手にはコントローラーがかなり大きく感じましたが今持つと小さいなあ。
この後プレイステーションやNintendo64のコントローラーが一気に大きく立体的になってそれに慣れてるから余計薄く感じますね。
本体は衝撃の手のひらサイズ…。
カセットを指す部分とEJECTボタンは動きませんがPOWERボタンとRISETボタンは普通に使えます。
コントローラーはどこに差すんだ?と思ったらここでした。
別にテレビじゃなくてもHDMI端子があるノートパソコンやパソコンがあればプレイできますね。
昔は大きいACアダプタと3色ケーブルでテレビにつないでいましたが今はこんなにコンパクト。
ビビるほど画面がきれい。
ファミコンミニが再版されるみたいですね。
週刊少年ジャンプ創刊50周年記念モデル。
ミニ化ブームが到来
2018年12月にプレイステーションクラシックが発売され、2019年にはセガのメガドライブミニが発売されます。プレイステーションも収録タイトルは20作品とかなりすくないです。
ミニスーパーファミコンの感想
とりあえずドンピシャ世代は買って後悔はないのでは。
逆に世代じゃない人が買ってもあんまりおもしろくない気がします(レトロゲームマニアなら別ですが)
画面がきれいすぎて逆にドットの大きさが気になる
プレイしててずっと違和感があったんですが、原因は画面が大きくてきれいすぎるからじゃないかと思います。
当時は14~20インチくらいの小さなブラウン管テレビでプレイしていたのでこれくらいのドットサイズでも気にならなかった気がするんですが、今の大きいテレビだとドットの大きさが気になります。
F-ZEROとかマリオカートとか画面の動きが早いゲームだと特にチラチラします。
自分の反射速度が悲しいほど落ちてる
スーパーマリオワールドとかプレイしていてとにかくよく死ぬ。
敵が来てるのとか見えてるし、わかってるんですけどね。子供のころ大人がプレイしているのをみてなんてトロくさいんだと思ってましたが自分がそうなってしまった。
というか敵のアタリ判定こんなにシビアだっけ?
スーパーマリオワールドは300秒スタート(ステージによる)で100秒を切るとせかすように音楽が早くなるんですが、子供のころは100秒を切ることなんてまあなかったのに今はほとんどのステージで時間に追われてます。切ない。
一生思い出さなかったであろう記憶の扉が開く
今はゲームといってもプレステやスイッチやXBOXやスマホとかいろいろありますが、僕が子供のころはスーパーファミコンしかなかったんですよ。
ごくまれにPCエンジンとかメガドライブを持ってる友達がいましたが(学年に1人レベルで)。このあたりの空気感とかゲーム機大戦とか見てもらうとわかりやすいです。
しかもゲームをすると頭が悪くなると親が思い込んでいる時代だったので、スーパーファミコンを買ってもらえない子も多かったですし、持ってても「ゲームは一日一時間」とか制限されてました。
で、今みたいに携帯ゲームもないので一時間制限を回避するためスーパーファミコンを持ってる友達の家に順番に集まって遊んでたんですが、そのおかげでクラスや学年を無視してとにかくいろんな子と遊ぶ機会がありました。
ミニスーパーファミコンをプレイしているとその当時のことをやたらと思い出すのです。
正直もう二度と思い出すことのなかったであろう友達のこととかすごい思い出してプレイ中断して呆然としてしまった。
そんな人がいたことすら忘れてたよ(相手もだろうけど)。
ファミコンとかスーファミとかドンピシャ世代の人は押切 蓮介氏の「ピコピコ少年」シリーズもおススメ。
駄菓子屋、ファミコンやゲームセンターに入り浸った日々…押切蓮介氏の自伝的マンガです。
他人の体験談なのになぜか無性に懐かしい。