倉敷ツーデーマーチ40kmウォークの、約30km地点の下津井港から約40km地点のゴールJF岡山漁連ふゅ~ちゃ~までの雑記です。

30kmを超えてからが本番だった。

はじめに

こちらの記事では大会の様子を写真を交えながら雑記形式で書いていきます。

大会の概略や歩行データなどを知りたい方は以下の記事をご覧ください。

倉敷ツーデーマーチ(第30回)で40km歩いてきたので情報まとめ

前回の記事はこちらから

倉敷ツーデーマーチ(第30回)の大会レポ 01 出発から熊野神社まで

倉敷ツーデーマーチ(第30回)の大会レポ 02 熊野神社から下津井まで

下津井港から鷲羽山下電ホテル前まで

引き続き海沿いの道を歩く。

正直このあたりもほぼ無心で歩いていたので記憶が曖昧。

作家の村上春樹氏の「走ることについて語るときに僕の語ること 」という本の中で、走っている間何を考えているのかという質問をする人は長距離を走ったことがない人だろうというような記述があったと思うがなんとなく分かる気がする。

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何かを考えているような気がするし何も考えていない気もする。

とりあえず足を前に出すことだけに集中する。

あまりにデカくて忘れがちだが瀬戸大橋は吊り橋である。

児島や下津井を歩いているとき映画の「ひるね姫」のポスターがたくさん貼ってあった。

(補足:ひるね姫は下津井などを舞台にしたアニメ映画です)

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下津井は歴史の古い港なので県外の人でも歴史好きな人なら知っているかもしれない。

海沿いを歩いたので分からなかったが一本入ったところが「下津井町並み保存地区」らしい。

余力のある人はコースを外れて歩いていたがこっちはもはやその余裕はなし。

画像検索したら倉敷美観地区みたいな雰囲気

下津井には遊郭まであったらしい。

干物を回転させる機械。

あちこちで干物を売ってた。

「むかし下津井回船問屋」は博物館や資料館、食事処などが一体となった複合施設。

しかしこの時間は一体何なんだろう。

一人で歩いているのでずっと自分と向き合って歩いている。

歩きながら座禅か瞑想をやっている気分になってくる。

家でぼーっとしていると大体そのまま寝てしまうか本を読んだりテレビを見たりするのでこんなに長時間考える以外することがないというのは奇妙な感覚だ。

1年のうちに何度かこういう時間があってもいいかもしれない。

足は限界だけど。

天気は最高だが楽しむ余裕がない。

瀬戸大橋は2段になっていて上を車が通り、下を電車が通る。

電車に乗るとすぐ下に瀬戸内海が見える。

夕日の沈む時間帯に電車に乗って瀬戸大橋を通ると本当に綺麗なので時間を合わせてでも乗る価値あり。

どの漁船もタコツボのせてるね。

このあたりのタコの刺身は本当にうまい。

下から見上げると大迫力。

このあたりからまた登り再開。

足の付け根の前部分が痛すぎて、できそこないのアシモみたいな動きしかできない。

ここが痛いと歩幅が極端に狭くなるので、いくら足を動かしても全然距離が稼げない。

目の前にちらちらと鷲羽山下電ホテルが見えていてなぜかそこをゴールだと思っていた。

いや、ゴールだと思いたかった。

足が痛くて歩幅が狭くなっているせいでずいぶん歩いた気がしていたのだ。

最初の頃地図を見ずに歩き出したと書いたがこのころになるともはや地図を見るのが恐ろしく、現実逃避をしながら歩いていた。

足が痛いを通り越してなんか熱い。

上の方から声がするので展望台があるらしいことがわかっていたが、まさかこのあとそこへ登る羽目になるとは。

鷲羽山下電ホテル前から鷲羽山ビジターセンターまで

カーブを曲がると目の前に鷲羽山下電ホテルがあった。

ホテルの前にたくさん人がいてバスがあったら普通ゴールだと思うだろう。

結論からいえばそこにいたのは何の関係もない人だった。

道路の右側にホテルがあり、ずっとそっちを見ていたから気づかなかったが左手の方にツーデーマーチのスタッフらしき人が立っていた。

「こっちですよ」というスタッフの横からあり得ない角度で展望台に向かって階段がのびていた。

ホント無理。

10段上がるごとに膝に手をついて休まないとあがれない。

天国へ続く階段にしか見えない。

写真の奥の方に白いガードレールが見えているがこれは展望台でもなんでもなくただの駐車場。

もう頂上か?と思っても毎回フェイクだった。

もはや絶景しかない世界

この先にいるスタッフの人に「あと5kmくらいですよ」と言われたときはさすがに耳を疑った。

あと10kmの看板から5kmしか歩いてないの?

体感だと看板から20kmは歩いてますが?

歩幅が狭すぎるせいで距離感が完全にバカになってる。

展望台が近くなると木が減って岩ばかりになり視界が開ける。

ここの岩は全部白っぽい。

展望台のベンチでしばらく魂が抜けていたが座っていても距離は減らないので、さらに上にある鷲羽山ビジターセンターを目指す。

カーブの先に瀬戸大橋

ベンチを見るたびにへたり込みそうになる。

天気が良くて空気も比較的綺麗だったので対岸の坂出(香川県)の工場が見える。

鷲羽山ビジターセンターからゴールのJF岡山漁連ふゅ~ちゃ~まで

最後のチェックポイント、鷲羽山ビジターセンター。

自販機で水かお茶を買おうとしたら全部売り切れていた。

あんまりだ。

喉は乾いているが味のついたものはもはや受け付けないくらい疲弊していた。

今書いてて気づいたがチェックポイントでお茶をもらえばよかったのでは。

ようやく下り開始。

ここから児島の市街地まで降りなければならないらしい。

さっきまで見上げていた瀬戸大橋を見下ろしている。

山は登りよりも降りがキツイというが身をもって体験した。

ずっと足の付け根が痛いと書いたがここで膝も完全におかしくなった。

味のある道

ここは実際に見てほしい景色。圧倒的な多島美。

パノラマで写真撮ればよかった。

帰る方向から人が登ってくる。

展望台へ夕陽を見にいくのだろうか。

ここが瀬戸大橋が全部フレームに収まるスポットだろうか。

瀬戸大橋の真正面

膝が痛い時の階段が一番キツイ

ようやくふもとまで降りてきた

ここも旧下津井電鉄跡地の「風の道」

河津桜と駅の跡。

左側がホーム後で右側が路線跡。

地元の子供はここに自転車を止めて鷲羽山に登るらしい。

振り返って駅を撮影

線路の跡地を歩く

しかしすごい所を電車が走ってたんだな。

山を抜けると児島競艇を見下ろせる場所に出た。

風の道はウォーキング道として整備されているらしくあちこちに河津桜が植えられていた。

駅の跡地

左右に刺さっている木柵は下津井電鉄時代の枕木だろうか?

よろよろ歩いていたら急に周りのひとが急ぎ始めたので何かと思ったらタイムリミットが近いらしい。

すっかり忘れていたがツーデーマーチには時間制限がある。

まあ分かったところで足が動かないので急ぎようもないのだが。

本当にギリギリでなんとかゴールにたどり着く。

マラソンで42.195km走る人はほんとにすごいと思う。

40km歩いただけで満身創痍だよ。

倉敷市役所まで送ってくれるバス。

わずか30分ほどで市役所についた。

歩くのは10時間かかったのになー。

まとめ

歩いている途中や帰りのバスではこんなしんどいこと二度とやらん!と思っていたのですが2、3日するとまた歩いてみたくなるのだから不思議です。

やっぱり瀬戸内海と瀬戸大橋は綺麗です。

歩かなくても車で鷲羽山の展望台は行く価値があります。

車で観光に来た際は是非。

読み返してみるといかにキツイかばかりの話になってしまっていますが、これは完全に僕の準備不足が原因です。

少なくともデブった状態で徹夜明けにやることではないのは確かです。

子供や結構高齢の方でも軽々歩いていたので普段から歩き慣れている人にとっては40kmというのはそれほど大変な距離ではないと思います。

実際多くの人はこの翌日30kmウォークに挑戦されていますし。

僕はこのあと2日ほど動けませんでしたが。

他のコースも歩いてみたいので来年40kmウォークに参加するかはわかりませんが、瀬戸内倉敷ツーデーマーチには参加したいと思います。

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