倉敷ツーデーマーチ40kmウォークの、約10km地点の熊野神社から約30km地点の下津井港までの雑記です。20kmを超えるころにはすでに限界だった。

はじめに

こちらの記事では大会の様子を写真を交えながら雑記形式で書いていきます。大会の概略や歩行データなどを知りたい方は以下の記事をご覧ください。

倉敷ツーデーマーチ(第30回)で40km歩いてきたので情報まとめ

前回の記事はこちらから

倉敷ツーデーマーチ(第30回)の大会レポ 01 出発から熊野神社まで

熊野神社から児島市民交流センターまで

約10km地点にある第1チェックポイントの熊野神社を出てどこだか分からない場所を歩く。

何かの施設だろうか。

門を出て市街地へ。

鷲羽山には鷲羽山ハイランドという遊園地があるのだがその大観覧車が見える(画像上)。

北側から南側の鷲羽山ハイランドを眺めている構図だが、この時はまさかこの山をぐるっと右に迂回して南側まで歩くとは知らなかったのでのんきに写真を撮って楽しんでいる。

歩いていると不思議な道に出た。

これは風の道といって平成2年に廃線になった下津井電鉄の軌道敷跡地を歩行者と自転車用道として市が整備したものらしい。

確かにホームらしき場所がそのまま残っている。

花の咲く季節に来れば相当綺麗だと思われる道。

近所にこういう散歩コースがぜひ欲しい。

のんきなことを書いているがメモを見るとこの時点で相当足に来ていたことが分かる。

足の前側の付け根あたりが痛むし、足にマメができている。

出来たマメをつぶすかつぶさないかというのは議論が分かれるところらしいが、ウォーキング中にできたマメはどうしようもない。

歩いている以上いつつぶれてもおかしくないのだ。

つぶれないことだけを祈りつつ歩く。以前こちらの記事で紹介した四国八十八カ所を歩き遍路した宮田珠己氏によれば歩き遍路はマメとの闘いらしい。

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おそらく相当腹が減っていたのだろう。

撮った覚えのない天下一品がSDカードに保存されていた。

怪奇現象。

おそらくルール的には天一で食べても何ら問題はなさそうだが天一を食べて20km以上歩くのは自殺行為なのでやめたのだろう。

賢明な判断である。

倉敷の児島地区にはジーンズストリートというエリアがあるがその入り口付近。

倉敷雛めぐりという提灯がかかっているがなんの祭りかはよくわからない。

ちなみに奥に見えるのが桃太郎ジーンズの味野本店である。

児島は繊維業の盛んな街で毎年秋にはせんい児島瀬戸大橋まつりが開催される。

もはやクタクタでなんの施設か分からないまま中に入る。

どうやらこれが旧野崎家住宅というやつらしい。

塩田王の野崎武左衛門が、天保9年(1838)から嘉永5年(1852)にかけて建てた民家である。

国の重要文化財。

中でひな人形を飾ってたらしいが奥に見える階段をのぼる気力がなくて通り過ぎる。

(補足:通常は入館料がかかるそうですがウォーキング参加者は無料でみれたようです)

宙づりのジーンズというのはどうなんだろう。

確かにインパクトはあるがなんというか世紀末感がするのは自分だけだろうか。

なぜか脳内にレッドツェッペリンの移民の歌がずっと流れていた。

ジーンズの街は自販機もデニムカラーである。

当然ソフトクリームもデニムカラー。

神社の木もデニムの木(わかりにくいが掲示板にデニムの木と書いてある)

路地にもジーンズショップがたくさん。

地図もパンフレットも見ていないので分からなかったが児島市民交流センター

約20kmの地点に位置し、昼食休憩の場所でもある。

20km歩いても子供は元気だし年配のひとも平気そうだった。

情けない話だがここに着くころには両足とも限界だった。

さらに20km歩くというのは全く現実味がないし動きたくない。

歩き慣れているかどうかというのも大事かもしれないが、それよりも体重の問題が大きい気がする。

やはり体重が重いと足にかかる負担が大きすぎるのだ。

奇妙な感覚だが上半身は全く元気なのである。

腰から下、脚だけが疲れ切って動けない。

炊き出しで味噌汁が配られていたがこれが信じられないほどうまかった。

体内にダイレクトに吸収されているんじゃないかというような気がしたが、体が塩分を欲していたのだと思う。

おにぎりと味噌汁食べて足を乾かして休んでいると不思議とまだ動けそうな気がしてきた。

自分が生き物であることを実感した瞬間だ。

児島市民交流センターから下津井まで

昼食休憩を終え、児島市民交流センターを出るとまた風の道にそって歩いていく。

風の道についての詳しい説明書。

当時をしのばせる鉄道施設。

これはなんだろう。

せり出している木は桜なのでシーズンになれば綺麗だろう。

鷲羽山ハイランドの観覧車がかなり大きく見えるようになってきた。

かつてのホーム。

風の道に別れを告げ国道430号を登る。

昼食休憩で回復したかに思われた足が早くも痛み出すがどうしようもない。

初めて海が見える。

その向こうは水島方面だろう。

これもなぜ写真に撮ったのかまったく記憶にないイオンモール倉敷の看板。

たぶんもう帰りたかったのだと思う。

車なら大した距離ではないが徒歩だとシルクロードの先にあるのではないかという気がしてくる。

430号線沿いのセブンイレブンを過ぎた後左折し海沿いを歩く。

右の民家の上に見える煙は水島工業地帯の工場の煙。

そして無情にも山登りが始まる。

足はすでに限界を超え、どこが痛いとかでは無く全部痛かった。

実はこの後山登りと山下りを交互に繰り返すことになるが地図を見ていないのでそんなことは知らない。

いや、知らなくてよかった。

知ってたら確実にリタイヤしてた。

時折現れる絶景に目を奪われるがだんだん反応が鈍くなっているのが自分でも分かる。

このあたりで自分が全体の中でどれくらいの順番を歩いているのか不安になってきた。

児島市民交流センターを出て以来抜かされるばかりで誰も追い抜いていないのだ。

別にレースじゃないが最後はさすがに嫌だとおもうと少し足が動くようになった。

しかしこの斜面の角度をみてすぐに心が折れる。

これはないわ。

鷲羽グランドホテル前の港。

まだ10kmもあると思うと気が遠くなる。

このころになると1km歩くのに20分以上かかるようになっていた(通常は10分程度)。

単純計算であと3時間以上歩く計算になる。

無理。

道路の向こうに瀬戸大橋の一部が見える。

下津井電鉄の残り車両。

北側を見ると鷲羽山ハイランドの大観覧車が見える(画像右端)。

北側から西を通って南側までやってきたことになる。

下津井港に到着。

たくさんのタコツボ。

下津井公民館に到着。

だんだん写真と文章が減っているのでお分かりだと思うが、徐々にカメラを撮る余力がなくなり、無心で歩いているので何も覚えていないのである。

次回へ続く

倉敷ツーデーマーチ(第30回)の大会レポ 03 下津井からゴールまで

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