目を見開く猫の顔

何年ぶりかにものもらい(めばちこ)ができたので市販の目薬を差していたんですが、ちょっと我慢できなくなったので眼科に行ってきました。初診料や処方箋がいくらかかったのかなど備忘録として残しておきます。

ものもらいの初診料(治療費)と処方箋代はいくら?

人によって診察内容や治療内容、金額は違うと思うのであくまで参考です。

ものもらいの初診料(治療費)が2,110円、処方箋代が590円合計2,700円でした。

治療内容は視力検査、眼圧検査、診察室での問診、処方箋は塗り薬と目薬です。

ものもらい

目のアップは気持ち悪かったのでものもらいのアップだけ。

ものもらいがあるな、と気づいてからわずか1日で違和感が我慢できないレベルに。

病院が休みだったので市販の目薬を購入するも遅すぎたのか効果なし。

病院に行く直前にものもらいが潰れてしまい中の膿が出てしまったので、病院で診察を受けた時は膿はほとんど残っていませんでした。

正直病院に行かなくてもよかったのでは?と思いましたが、行かなければいけない理由があったのです。

昔同じようにものもらいになったとき、そのうち治るだろうと数日放っておいたらどんどんひどくなって、我慢できずに眼科に行ったら遅すぎたのか切開することになってしまいました。

ものもらいといってもいくつか種類があるらしいですが(後で説明します)、見た目が似ているので素人ではどのものもらいか判断できないのです。

そのため中に何か残っていてまた切ることになったら嫌だなと思い早めに眼科に行きました。

眼科で処方されたものもらいの塗り薬と目薬

ものもらいで眼科で処方された薬

眼科ではリンデロンA軟膏という患部の塗り薬と、レボフロキサシン点眼液 クラビット点眼液0.5%という目薬を処方されました。

点眼して軟膏を塗ったら半日程度で痛みも違和感も収まりました。すごい。

リンデロンA軟膏

半透明の軟膏です。ものもらいに直接塗ります。炎症を止める薬です。

炎症を抑える合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)と抗菌作用のある抗生物質の配合剤で、目、外耳、鼻のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します。

通常、細菌感染をともなうか、そのおそれのある炎症性の眼科疾患や、外耳の湿疹・皮膚炎、進行性壊疽性鼻炎などの治療に用いられます。

クラビット点眼液0.5%(目薬)

点眼薬(目薬)です。殺菌用の薬です。

細菌のDNA複製を阻害し、増殖を阻害することにより、抗菌作用を示します。通常、結膜炎や麦粒腫(ものもらい)などの治療、また、眼科手術前後の感染予防に用いられます。

ものもらい(めばちこ)の種類と原因

ものもらいには大きく分けて麦粒腫(ばくりゅうしゅ)霰粒腫(さんりゅうしゅ)という2種類あります。

ものもらいは関東圏の呼び方で、めばちこは関西圏の呼び方だそうですが、岡山ではものもらいと呼びます。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

主に細菌(主に黄色ブドウ球菌)感染で起こります。

色ブドウ球菌は生活環境のどこにでも存在する常在菌ですが、体調不良や寝不足状態が続いたりすると免疫力が落ちて感染を起こすことがあります。

治療法は目薬だけでなく、抗生物質・抗炎症剤などの内服薬を併用することも。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)にはマイボーム腺が菌に感染し、マイボーム腺が炎症する内麦粒腫とマイボーム腺以外の分泌腺に菌が感染し炎症する外麦粒腫があります。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)

まぶたの縁にあるマイボーム腺という、目の油を分泌する皮脂腺が何らかの理由で詰まることにより、分泌物が溜まって白っぽいデキモノ(しこり)ができます。

場合によっては摘出手術が必要。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と違い細菌が原因ではないですが、炎症を起こすと急性化膿性霰粒腫となり麦粒腫(ばくりゅうしゅ)とよく似た症状が起きることがあります。

ものもらい(めばちこ)って市販の目薬で治る?

薬局でものもらい用の目薬が売っていますが、ものもらいの種類や症状は素人ではよくわからないので早い段階で眼科に行くことをお勧めします。

上でも書きましたが市販の目薬では効果を感じませんでしたが、眼科で処方してもらった目薬は半日ほどですぐ効きました。

ものもらいの市販の目薬

ものもらいの目薬は普通の目薬ではダメです。

ドラッグストアや薬局にいくと抗菌作用や抗炎症作用のある専用の目薬が売っています。

よくわかりませんがこういった目薬は結構初期のものもらいにしか効かないんじゃないでしょうか?

ものもらいの市販目薬は使い切りタイプの方がいい

ものもらいの目薬の中には普通の目薬タイプと1個ずつに分けられた使い切りタイプがあります。

使い切りタイプでない目薬には防腐剤や添加物が含まれていることが多いので、できれば使い切りタイプがおススメだそうです。

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40代になったら年1回は緑内障の検査に行こう

おまけの話ですが眼科に緑内障のパンフレットがあったのでその話。

僕は眼圧が高いので時々眼科に緑内障の検査に来てくださいねといわれています。

なので30代ですがたまに眼科に行きます。

緑内障は視野が狭くなっていき、放っておくと失明の恐れもある病気ですが、徐々に進行するため自分では気づかずに病院に行ったころには手遅れという人も多いそうです。

40歳以上の20人に1人は緑内障だといわれています。

病院においてあったパンフレットによると40代になったら毎年1回は緑内障の検査を受けた方がいいそうです。

緑内障は治らない病気ですが、初期のころであれば適切な治療を受けることで進行をおさえることができます。

眼圧が高いと緑内障になりやすいと聞いていましたが、実は眼圧が正常範囲でも緑内障になる可能性があるため、人間ドックで眼圧が正常といわれた人もちゃんと眼科で緑内障の検査したほうがいいそうです。

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