海外旅行に行ったときに困るのが言葉の問題なのですが、グーグル翻訳があればある程度何とかなってしまうなというのが正直な感想です。旅行中に便利だったグーグル翻訳の使い方を紹介します。
グーグル翻訳で訳す
グーグル翻訳のカメラを使うと海外のメニューや看板などを簡単に訳すことができます。
グーグル翻訳のカメラのマークを押すと「ここにテキストを合わせます」という表示が出るので、訳したい単語や文章に合わせて赤いカメラボタンをを押します。
画像の範囲内の単語がすべてスキャンされます。
知りたい単語や文章をゆびでなぞると上に翻訳されて表示されます。
グーグル翻訳は「英語から日本語」や「日本語から英語」に双方向に翻訳可能なので訳す場合も話したり伝えたりする場合にも使えます。
カメラのほかに音声認識と手書き機能があります。
手書き機能というのは右側のうねうねした記号をクリックすると表示されます。分からない単語をかいて日本語に翻訳することもできますし、日本語で書いて外国語に翻訳することもできます。音声は真ん中のマイクのボタンです。
音声が一番使う機能かもしれません。例えば中国語で「空港」ってなんていうんだろう?というとき日本語で「空港」とスマホに向かっていうと「机场」と中国語で表示されます。お店でほしい商品があるけど見つからない時や行きたい場所がある場合などに便利です。翻訳されたものを相手に見せればわかりやすいです。
余談ですが中国ではネット規制があるのでグーグルのサービスが使えません。グーグル翻訳を含めたグーグルの機能を使いたい場合はVPNというサービスを使う必要があります。詳しくは別の記事に書いているので参照してください。
中国旅行でのネット規制と回避方法 VPNを利用するのが簡単
ホテルや空港などのカウンターでも使えます。自分が伝えたいことをしゃべって翻訳することもできますし、相手にしゃべてもらって日本語に翻訳することもできます。日本のホテルでも外国の方がスマホに何かしゃべってカウンターの人に見せている光景を見ます。
キングジムの「イミシル」が気になる
グーグル翻訳は確かに便利なんですが旅行中は調べ物や写真をとったりととにかくスマホを使うことが多いのでバッテリーがいつも気になってました。一応モバイルバッテリーを持っていってたんですが最後の方はちょっと充電が間に合わなくなってきました。
Ankerのモバイルバッテリーを持っていったんですが安くておススメです。
キングジムのイミシルは知りたい単語を写真にとるだけで単語を翻訳してくれるという商品なのですが、ポケットに入るくらい小さくて電池で動くようなので結構気になっています。
単語しか翻訳してくれないのがネックですが、単語が分かればある程度文章の意味は分かるのでグーグル翻訳の代替品として注目しています。ちょっとした翻訳でスマホを使わなくていいならバッテリーの節約に役立ちそうです。
面白いのは内部に辞書を搭載しているためネット接続が不要で中国のネット規制を気にしなくていい点です。VPNがあるとは言っても完璧ではないのでこれは助かります。
残念なのは英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語くらいしか対応してない点でしょうか。もう少し広い言語をカバーしてくれれば使い勝手がよさそうなのですが。
イミシルは使えないらしい(2016.05.26追記)
イミシルが発売されてしばらくたったのですがAmazonのレビューを見てみるとどうやらハズレ商品っぽいですね。今日(2016.05.26)時点で4つレビューがついているんですが全部星1つ。その中の一つを引用してみましたが大体こんな感じのようです。
10,000円を超えるゴミでした。
- 手振れしやすい
- 英語の読み取りは高い確率で失敗
- ガイドに合っていないと全然読み取れない
などなど、まったく使い物になりませんでした。
コンセプト自体は悪くないと思うのでまた改良して挑戦してほしいですが厳しいかな?