以前エアコンを切った後の湿度戻りがひどいという記事を書いたのですが、湿度対策としてアイリスオーヤマのコンプレッサー式除湿器を買ってみました。
アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機 除湿量 5.5L DCE-6515
届いた箱の大きさを比較するために2リットルのペットボトルを置いてみました。
電気代が安いというのはシールなのではがせます。
電気代は1時間当たり約5円なのでだいたいつけっぱなしにしています。
これが買うときのポイントの一つだったんですが部屋間の持ち運びをするために取っ手がついているタイプが欲しかったのです。
自動でスイングする機能はないので手動で風向きを決めます。
2段階で調整できます。
高価格帯のモデルのように弱や強などの出力調整はできません。
パーセンテージ設定にしておくとそのパーセンテージまで除湿し続けます。
連続にしておくとずっと除湿し続けます。
背面はこんな感じです。吸気口と排水タンクがあります。
フィルターは外して掃除ができます。
タンク容量は約1.8リットル
アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機 除湿量 5.5L DCE-6515の特徴
- 商品サイズ(cm):幅約29.0x奥行約19.0x高さ約47.7
- 定格除湿能力※ 50Hz:5.5L/日、60Hz:6.5L/日※定格除湿機能力は、室温27℃、相対湿度60%を維持し続けたときの、1日(24時間)あたりの除湿量です
- 除湿可能面積の目安:50Hz/木造:7畳(12m2)、 プレハブ:11畳(18m2)、鉄筋:14畳(23m2) 60Hz/木造:8畳(13m2)、 プレハブ:12畳(20m2)、鉄筋:16畳(26m2)※除湿可能面積の目安は、JEMA(日本電機工業会)規格に基づいた数値
- タンク容量:約1.8L、コードの長さ:約1.8m
- 本体重量(kg):9.3
アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機 除湿量 5.5L DCE-6515を使った感想
除湿はできているけれど
夏場しか使わないので電気代が安く除湿能力が高いコンプレッサー方式を探していたので基本的には満足です。
取っ手がついているので脱衣所や部屋、クローゼットの前など移動も楽です。
40%になるように除湿器をつけていると部屋の中がカラッとしていてすごく快適です。
特に服と肌がサラサラしているのが本当に気持ちいい。
音に関してはコンプレッサー式なのである程度はしますが、個人的にはあんまり気にならないです。
少し大きめの扇風機くらいの音です。普通にタイマーでつけたまま寝てますし。
で、肝心のエアコンの湿度戻り対策としてどうなのかなんですがこれに関しては結構微妙です。
エアコンの湿度戻りの記事に、エアコンの除湿を切った後80%くらいまで湿度が上がってしまうと書きましたが、アイリスオーヤマの除湿器をつけているとピークが60%くらいまでの上昇に抑えられる感じです。
その後徐々に下がっていきます。
エアコンの除湿戻りのスピードの方が早いので除湿器の除湿が追いついていないのが原因です。
正直ターボ機能がないのが痛い。
でもターボ機能のためだけに買い直すのはもっと痛い。
自分の中で許容範囲に収まってしまっただけになんだかもやっとする結果でした。
衣類乾燥として買うのはおススメしない
衣類乾燥用に除湿器を買う人もいると思いますが、その場合は送風口が自動で動いてターボ機能が使えるタイプの除湿器を買った方がいいです。
アイリスオーヤマのDCE-6515は送風口は手動で動かすのですが、風が当たらない場所の洗濯物は乾くのがものすごく遅いです。
あと送風にターボ機能がないのでこれも衣類乾燥目的の場合はストレスがたまります。
以前使っていたPanasonicのハイブリットモデル(上の型番の前のやつ)は、メガスイングルーバー(送風口)が自動で動く上に風の範囲も決められる上に送風もターボが使えるのでかなり洗濯物が乾きやすかったです。
その分値段が高いですがその価値はあります。
洗濯物を室内に干した結果、湿気で部屋がジメジメするのが嫌だから部屋を除湿したいという用途ならアイリスオーヤマのDCE-6515でも十分ですが、洗濯物を乾かしたいという用途ならかなり物足りないと思います。
もしもアイリスオーヤマのDCE-6515を洗濯物を乾かす手段として使うなら扇風機かサーキュレーターが必須です。
サーキュレーターというのはこういう商品で、室内の空気を循環させるためのものです。
追記
もう少し除湿機能が高そうなコンプレッサー式の除湿器を購入していました。
どのタイプの除湿器を買えばいいのか?
除湿器にはコンプレッサー式、デシカント式、ハイブリット式などいろいろな種類があるのですが結局どれを買えばよいのかについて解説してみました。