倉敷では毎年ゴールデンウィークに駅前商店街、美観地区でハートランド倉敷というイベントをやっています。暇だし天気も良かったのでカメラを持って出かけてみました。
ハートランド倉敷とは
倉敷美観地区を中心に毎年ゴールデンウィーク中に行われる一大イベントです。
2018年で38回目になりました。
瀬戸の花嫁・川舟流しや倉敷天領太鼓、ジャズコンサート、商店街のパレードやライトアップイベントなどが行われます。
瀬戸の花嫁・川舟流しの様子。
江戸時代に花嫁が嫁ぎ先まで川舟で川を下ったことから着想を得ているイベントで、白無垢を着た花嫁さんが美観地区を流れる倉敷川を川舟で下ります。
倉敷天領太鼓の様子。
地元倉敷を中心に活動されている和太鼓団体です。
期間中はアイビースクエアや倉敷川で演奏されています。
こちらは川船バージョン。
えびす商店街などで行われているパレード。
期間中はどこかしらでイベントをやっていますが、にぎやかなのでただブラブラ見て歩くだけでも楽しいですよ。
倉敷駅から倉敷美観地区へ歩いて行く
いつものようにJR倉敷駅から徒歩でえびす商店街を経由して倉敷美観地区を目指します。
車で来る人はイベント期間中は倉敷市役所の駐車場が解放されていて無料のシャトルバスが運行されていますよ。
美観地区は一年の中でゴールデンウィーク中が一番人が多いので商店街も混んでいます。
商店街にあるとんかつの有名店名代とんかつ かっぱ。
14時頃の写真ですがすごい人です。
ここは普段から混んでいますがゴールデンウィーク中の行列はやばい。
並んでいるだけで観光の時間が終了するレベル。奥にも手前にも左側にもずらっと人がいます。
入口のボードに名前を書いて待つスタイルなのでちゃんとした行列にはなっていません。
飲食店以外も人が多い。
写真見てて気づいたけど上に鯉のぼりがあったんですね。
こちらも商店街にある「いろは食品」。
1個35円のコロッケをみんな買っています。
「はれもけも」。
店先でプリンを食べています。
えびす商店街をぬけて美観地区の入口あたりにある「小豆島(しょうどしま)ラーメン」。
スープに小豆島産の醤油と瀬戸内海産のカタクチイワシの煮干しを使用した岡山の人気店です(小豆島は香川県だけどね)。
今回はここで食べました。
倉敷美観地区のハートランド倉敷
倉敷川沿い
ラーメンで1時間くらい待ったので美観地区についたら大体のイベントは終わっていましたが倉敷川沿いはまだまだ人が多い。
ちょうど瀬戸の花嫁・川舟流しが終わって花嫁さんが川岸に戻ってくるところでした。
今回の花嫁役はノートルダム清心女子大3年の子らしいです。
川舟下りは誰でも500円で乗れます。
奥に覆いがかかっているのは倉敷館です。
普段は観光案内所として利用されていますが、施設の老朽化にともない平成30年1月15日~平成31年8月31日まで改修工事のため休館中です。
元々は大正6年に建てられた旧倉敷町役場なので歴史ある建物です。
改修前の倉敷館はこちらの記事で見られます。
>>倉敷春宵あかり2017で夜の美観地区を散策してみた 夜景とライトアップが綺麗
改修期間中の観光案内所は美観地区入り口の倉敷物語館に移転しています。
イベントが終わって夕方くらいになると歩き疲れたのか川沿いに座ってボーっとしてる人が増えてきました。
写真見返したらみんなアイス食べてる。
川舟にゆられる。
倉敷川で飼われている白鳥。
近くまで来てくれたので写真に撮れました。
観光客がこれだけ多くても気にしないんだね。
さすがに人に慣れてる。
倉敷物語館
倉敷館改修中は観光案内所も兼ねている倉敷物語館。
第38回ハートランド倉敷のタイトルが「くらしき藤物語」なので藤色ののれんがかかっています。
入り口の藤棚。
喫茶店エルグレコ
ツタが綺麗な喫茶店エルグレコですが、花が咲いて非常に華やかに。
こちらも倉敷館同様大正期の建物を喫茶店に改修したお店です。
大原美術館の隣なので美術館帰りの人が多い。
店内からガラス越しにみるツタも幻想的できれいですよ。
旧大原家住宅
大原美術館前にある旧大原家住宅。
国の重要文化財です。
旧大原家住宅って昔は外観しかみれなかったはずでは?と思って調べてみたら2018年春から一般公開されているみたいです。
料金は500円。
旧大原家住宅の母屋は1795(寛政7)年に着工した建物で、その後も大正期にかけて座敷や蔵を徐々に増築しています。
倉敷デニムストリート
児島にはジーンズストリートというのがありますが、美観地区内にもデニムストリートというのがあります。
なんといっても倉敷・児島地区は繊維の街なので。
児島のジーンズストリートは倉敷ツーデーマーチというウォーキングイベントのレポートの中に出てくるので気になる方はどうぞ(通っただけですが)
>>倉敷ツーデーマーチ(第30回)の大会レポ 02 熊野神社から下津井まで
門をくぐると何件か建物があるんですが全部デニム関係の店です。
デニムバーガーとかデニムまんの色とかやばいだろう。
ポイズン丸出し。
そしてデニムストリートに唐突に星野仙一記念館。
こういっちゃなんだけど結構カオスな空間だと思うよ。
星野さんは倉敷商業出身なのです。
倉敷クラフトワークヴィレッジ
阿智神社の下の方に倉敷クラフトワークヴィレッジというエリアがあります。
わりと最近できた場所です。
いくつかのお店があるみたいです。
カブトガニてぬぐい。カブトガニって知ってますかね?
岡山県の笠岡市の海に生息しています。
同じく笠岡市にあるカブトガニ博物館に行くと実物を見れます。
店内は写真禁止なので通路だけ。
美観地区は古い街なので入口が狭くて奥に長い長屋形式の建物が多いです。
さっきのデニムストリートもそうですね。
この施設も奥に細長いです。
魚を釣る猫。
こどもの日なので折り紙のカブトをかぶせてもらってるのかな?
追記
この魚釣りの猫の置物いいなあと思ったらAmazonに売っていました。欲しい。
ここが一番奥。長屋って秘密基地っぽくていいね。
裏路地でも人が多い。
倉敷アイビースクエア
ハートランド倉敷の期間中多くのイベントが行われる倉敷アイビースクエア。
画像は倉敷川とアイビースクエアをつなぐ通路。
アイビー学館は倉庫みたいな場所でいろんな企画をやってるんですが、この日はデニム関連の商品の販売を行っているみたいでした。
こういった企業が出店しています。
岡山の名産のデニムとかイグサの商品が並んでいます。
アイビースクエアの敷地内にもいろんなお店があります。
中庭横の通路でソフトクリームとかを売っています。
アイビースクエアの中庭。ここで音楽イベントなどが行われます。
まとめ
イベントの時間とか調べずに突発的に行ったのでほぼ何もイベントらしいイベントは見られなかったんですが、にぎやかな美観地区を歩いているだけでも楽しいのでよかったですよ。夜は岡山に移動して春の幻想庭園を見に行きました。
倉敷美観地区へのアクセス・駐車場・ホテルについて
倉敷の記事が増えてきたので倉敷美観地区へのアクセス・駐車場・ホテルなどの情報をまとめてみました。
>>倉敷美観地区へのアクセス・駐車場・ホテルについてのまとめ
撮影に使用したカメラ
今回の写真はすべてSONYのCyber-shot(サイバーショット)DSC-RX100M5で撮影しました。
※RX-100 M5は販売終了し、マイナーチェンジモデルのRX100-M5Aが販売されています。